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アッカ・ネットワークスは、次世代高速無線技術として注目される「IEEE802.16e」、いわゆるモバイルWiMAXを推進するための専任部署「WiMAX推進室」を設立した。
同社は、情報通信機構(NICT)と共同で、今年6月よりモバイルWiMAXの実証実験を行なう予定で、今回新たに専任部署を設置したことで、周波数獲得および商用化の検討をさらに進めていきたい考え。WiMAX推進室の室長には同社代表取締役社長の坂田好男氏が就き、5人体制で検討を重ねる。
アッカが考えるモバイルWiMAXについて、現在検討中であるため詳細は語られなかったが、同社では、自社サービスおよびMVNOの提供も含めて検討しており、固定通信事業者の利点を活かし、当初はデータ中心に展開し、その後音声サービスの提供も視野に入れているという。
なお、国内のモバイルWiMAXについては、利用される周波数帯などが現時点で決定しておらず、割り当てを受ける企業も未定となっている。総務省では、今年2月、無線ブロードバンド向けとして有力視されている2.5GHz帯でサービスを行なう場合について、技術的に求められる条件などを情報通信審議会に諮問。11月にも答申が出るものとされている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.acca.ne.jp/release/060403.html
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・ アッカ、モバイルWiMAXの実証実験を実施へ
・ モバイルWiMAXの実用化は? 総務省が情報通信審議会に諮問
(津田 啓夢)
2006/04/03 13:46
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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