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フラットでスクウェアな形状の折りたたみ型端末で、背面部の直線的な有機ELディスプレイ「ロングサブディスプレイ」は、時計などの基本的な表示機能のほか、iチャネルも表示できる。サブディスプレイのスペックは、約2.1インチ、300×30ドットの1色表示となる。 メインディスプレイは2.3インチ、QVGA+（240×345ドット）、65,536色のTFT液晶。カメラは、外側に有効画素数125万画素（記録画素数123万画素）のνMaicoviconカメラ、内側に有効画素数11万画素（記録画素数10万画素）のCMOSカメラを装備。外部メモリにはminiSDカードが採用されている。ハード・ソフトの両面ともに基本スペックはN701i相当とのこと。 音楽プレーヤー機能を搭載し、miniSDカードに記録したノンセキュアのAAC形式の音楽データを再生できる。再生中の音楽は、ロングサブディスプレイに表示される。音楽CDからiTunesなどでパソコンに保存したファイルをminiSDに転送する場合は、専用ソフト「FOMA N702iDミュージックプレーヤーデータ転送ソフト」を利用する。なお、転送には別売りの「FOMA USB接続ケーブル」が必要。 佐藤氏は、端末コンセプトについて「いさぎよいものを作りたかった。このため、究極のフラット＆スクエアを目指した。さっぱりしたデザインだがインパクトのあるものを狙った」と語った。なお同氏は、N702iDを手がけるに際して、同氏のクリエイティブスタジオ「サムライ」から名前を取って、専用フォント「SAMURAI702」を作った。このフォントは、端末内の時計の表示などに使われている。また、待受画像などのインターフェイスについても、ボディカラーに合わせて同氏が手がけた。 このほか、フラットとボタン部分には無機ELのバックライトを搭載。メール作成画面では、テキストメールをデコメールに手軽に変換できる「おまかせデコメール」といった機能が用意される。なお、N902iなどにも搭載されたプロフィール情報などのロック機能「PIMロック」も利用可能で、N702iDではさらに利便性を高めるため、PIMロック機能の設定解除が「3」ボタンの長押しで行なえる。 大きさは98×48×18.7mm、重さは112g。連続待受時間は静止時で約560時間、移動時で約400時間。連続通話時間は約140分（テレビ電話は約90分）。ボディカラーはRED、BLACK、SILVER、WHITEの4色展開となり、REDとWHITEは光沢のある塗装が施され、BLACKはマットな質感、SILVERは金属的な塗装となる。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060117.html ■ 関連記事 ・ ドコモ、「702iシリーズ」を開発 （湯野 康隆, 津田 啓夢） 2006/01/17 14:14 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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