ケータイ Watch
最新ニュースIndex
【 2009/06/26 】
携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
[17:53]
ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
[16:47]
ソフトバンク、コミュニティサービス「S!タウン」を9月末で終了
[15:51]
ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
[15:34]
カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
[14:56]
テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
[13:54]
ファーウェイ、東京に「LTEラボ」開設
[13:22]
SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
[13:04]
「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
[11:14]
アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
[10:41]

「携帯の電波は眠気を呼ばない」、総務省が調査

 総務省は、生体電磁環境研究推進委員会が行なった実験結果を発表した。携帯電話の電波が睡眠を促すホルモンに影響があるかどうか調査されており、「通常の携帯を遙かに上回る電波でもホルモン合成への影響は認められない」と結論付けている。

 生体電磁環境研究推進委員会は、電波が生体に与える影響を調査するため、1997年度より開催されており、電波が脳に与える影響に関する実験などを行なっている。今回の実験では、ラットの脳に電波を浴びせて、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の合成に与える影響を調査。メラトニンの数値とともに、その合成に必要な神経伝達物質のセロトニンの数値を調べることで、影響の度合いを導き出しているという。

 ラットには、平均SAR値(Specific Absorption Rate、生体に吸収される電波の平均エネルギー量)7.5W/kgというレベルで電波を浴びせたが、電波を浴びなかったラットと比べても差は認められず、「携帯の電波と睡眠を促すホルモンの合成には、影響はない」と結論付けている。なお、総務省が定めた電波防護指針では、平均SAR値の上限は2W/kgと定めている。

 総務省では今後、携帯と脳腫瘍の発生の関連など、電波が体に与える影響を調査していく方針。



URL
  報道資料
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051214_2.html

関連記事
総務省、携帯電話の電波は記憶能力に影響なし


(関口 聖)
2005/12/14 17:16

ケータイ Watchホームページ

ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.