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左から、三井住友カード馬頭氏、ビックカメラ塚本氏、中山エミリさん、三井住友カード澤村氏、NTTドコモ夏野氏
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12月1日、NTTドコモが立ち上げたクレジットブランド「iD」の提供が開始された。あわせて三井住友カードから、対応サービスである「三井住友カードiD」の発行も開始された。
「iD」が利用できる対応店舗の1つ、ビックカメラ有楽町店では、サービス開始を記念したオープニングセレモニーが開催された。NTTドコモ執行役員でマルチメディアサービス部長の夏野 剛氏、三井住友カード代表取締役専務の馬頭 恒雄氏、取締役常務執行役員の澤村 和男氏、ビックカメラ取締役営業本部長の塚本 智明氏に加えて、三井住友カードのキャラクターを務める中山エミリさんも駆けつけ、テープカットなどが行なわれた。
三井住友カードの馬頭氏は、「クレジットカード業界は、経営統合などもあり、競争が厳しい戦国時代。生き残るには信頼される、便利なサービスの提供が必要。今回の三井住友カードiDを、大きな柱にしていきたい」と抱負を述べた。このほか、中山エミリさんは「普段は携帯電話で情報を得ることが多い。クレジットカードと1つになることで、より便利になるのでは」とコメントしていた。
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中山エミリさんは「普段は携帯電話で情報を得ることが多い。クレジットカードと1つになることで、より便利になるのでは」とコメント
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中山さんは、160円の電球を「三井住友カードiD」で購入
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サービス開始を記念し、ビックカメラ有楽町店の開店時間にあわせてテープカット
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夏野氏は、今後のおサイフケータイについて、いくつか新たな方針を明らかにした
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ドコモの夏野氏は「おサイフケータイがはじまった昨年7月の時点で、構想自体は存在したが、実際に動き出したのは、昨年10月に、当時の三井住友フィナンシャルグループ社長の西川氏に直談判したときから。今回、iDが実現できたのは感慨深い。携帯業界も動きが激しいが、クレジット業界に対してはドコモ自身が新規参入組となる。三井住友カードとともに頑張っていきたい」と意気込みを見せた。
また同氏は、今後も他のクレジットカード会社に対して「iD」の導入を呼びかけていくほか、「おサイフケータイ向けのクレジットカードサービスは他にも存在するが、iDでは、対応店舗の数で大きな差をつける。次のおサイフケータイ、つまり903iシリーズでは、より多くのサービスが利用できるようにFeliCaチップの容量を拡大する。また、『iD』のアプリは、今後の機種では標準搭載する」と述べた。
■ URL
クレジットブランド「id」サービス概要(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/osaifu/id/
三井住友カード
http://www.smbc-card.com/
■ 関連記事
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・ ドコモ、おサイフケータイでクレジット決済サービス「iD」
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(関口 聖)
2005/12/01 12:22
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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