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【 2009/06/26 】
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ノキアのテンフネン社長、「日本市場に規模の経済を」
ノキア・ジャパン代表取締役社長
ヘイッキ・テンフネン氏
ノキア・ジャパンは30日、報道関係者向けの説明会を開催し、代表取締役社長のヘイッキ・テンフネン氏が世界および日本市場における戦略などについて説明した。
同社の代表取締役社長、ヘイッキ・テンフネン氏は、まず世界市場の動向について「インド、中国、南米、ロシア、アフリカといった地域が非常に伸びている。これらの地域では新たに携帯電話を購入するユーザーが多いが、最近では買い換え需要も多くなってきている。世界的に見ればスマートフォンの市場も拡大しており、今年は5,000万台という規模だが、来年には1億台まで拡大するだろう」との見通しを示した。
3Gのマーケットについては、「W-CDMAの商用ネットワークは全世界で93件、加入者数も3,700万人を超えている。Strategy Analytics社の調査レポートによれば、世界のW-CDMA端末市場でのノキアのシェアは23%。市場自体が毎月10%というスピードで成長しており、このうち半数が日本」と、同社の3G戦略における日本市場の重要性を強調した。
「Nokia 6630で日本の3Gマスマーケットに向けた端末の供給を開始した。オペレーターや法人顧客、エンドユーザーに対してエンドツーエンドのソリューションを提供し、日本市場に“規模の経済”効果をもたらしたい」という。
とはいえ、同社の日本国内での端末メーカーとしての立場は、盤石なものとは言い難い。日本固有のサービス、例えば地上デジタル放送については「(欧州で採用されている)DVB-H方式の開発は行なっているが、(日本で採用されている)ISDB-T方式には対応できていない。DVB-Hで培ったノウハウは活かせるのではないか」と語った。FeliCaについても「将来的にサポートする必要はあるだろう」と述べるに留まった。
また、ユーザーインターフェイス(UI)を日本向けに変更する可能性については「日本のユーザーにはノキアのUIを学ぶ力がある」と語り、日本向け端末のUIに手を入れることに対して改めて消極的な姿勢を見せた。
携帯電話市場への新規参入が決まった3社、とりわけ1.7GHz帯でW-CDMA方式を採用するBBモバイルとイー・モバイルへのインフラおよび端末供給については、「戦略的には我々のビジネスモデルと合っており、将来的にサポートしていけると考えている。ただ、今のところ具体的に公表できる案件はない」と語った。
ノキアが世界市場向けに出荷するW-CDMA端末。2006年にはラインナップが大幅に拡大される
日本国内でのノキアの戦略
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URL
ノキア・ジャパン
http://www.nokia.co.jp/
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日本市場への取り組みを聞く
(湯野 康隆)
2005/11/30 15:39
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