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総務省、新規参入希望の3社に免許付与

 総務省は、電波監理審議会より、1.7GHzおよび2GHz帯における携帯電話事業への新規参入希望者3社に対し、参入を適当とする答申を受けたと発表した。

 1.7GHz帯には、ソフトバンク傘下のBBモバイルと、イー・アクセス子会社のイー・モバイルが、2GHz帯にはアイピーモバイルが申請を行なっていた。9日に開催された電波監理審議会において、3社から行なわれた「特定基地局の開設計画」申請に対して審査が行なわれた。

 BBモバイルとイー・モバイルはW-CDMA方式で、アイピーモバイルはTD-CDMA方式を採用する予定で、運用開始予定期日は、BBモバイルが2007年4月1日、イー・モバイルは2007年3月15日、アイピーモバイルが2006年10月1日としている。また、人口カバー率が50%を超える時期は、BBモバイルとイー・モバイルが関東エリアで2006年度中、その他は2007年度としている。一方、アイピーモバイルは、関東・東海・近畿エリアにおいて2007年度中に50%超を目指し、その他の地域は認定から5年以内に達成するとしている。

 また、2011年度末の加入者数見込みとしては、BBモバイルが669万契約、イー・モバイルが505万契約、アイピーモバイルが1,160万契約としている。

 審議会開催後に催された会見では、会長の早稲田大学教授 安田靖彦氏から説明が行なわれた。同氏は「今回行なわれた審査では、技術的な規格については問題がなく、資格審査が行なわれ、結果的に満場一致で認可が適当とする結論を出した」と語った。

 審議中に申請各社の資格を問う声はなかったのかという点について同氏は、「申請者の財務状況などを懸念する声もあったが、現時点では申請時の書類を信頼するしかないと結論付けた。またデータ通信専業としているアイピーモバイルについても、その計画通りに加入者が獲得できるのか、と指摘する声もあったが、今の段階では否定する材料がない。つまり、申請者を拒否することはできない」と説明した。

 総務省では、審議会からの答申を受け、11月10日に認定書の交付を行なう予定。



URL
  ニュースリリース(総務省)
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/051109_3.html

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(関口 聖, 太田 亮三)
2005/11/09 18:54

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