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三洋電機は、オムロンと共同開発していた携帯端末向けOS「EPOC」の日本語版の初期バージョンが完成したことを明らかにした。オムロンの子会社・オムロンソフトウェアが、端末メーカー各社に売り込んでいく。 三洋電機では、開発元の英SymbianからEPOCのライセンスを受け、これまで独自に日本語版の開発を行なっていたが、これにオムロンの組込用日本語変換システム「モバイルWnn」と、自社の手書き入力システムを組み合わせ、手書き文字入力に対応した日本語版EPOCの第１弾を完成させた。 同社によると、今後この日本語版をオムロンソフトウェアから端末メーカー各社へ売り込んでいく方針だが、製品版として実際に提供できる時期については、今のところ未定としている。 なお、昨年10月に開催されたイベント「CEATEC JAPAN」の三洋電機ブースでは、日本語版EPOCを搭載したPDAのプロトタイプがすでに参考出展されていたが、これについて同社では、今回のEPOC日本語版の完成に合わせ、それを搭載したPDA端末を近々発売する予定はなく、各メーカーへの普及に努めていきたいとしている。 ■ ＵＲＬ 三洋電機 http://www.sanyo.co.jp/ オムロン http://www.omron.co.jp/ オムロンソフトウェア http://www.omronsoft.co.jp/ ■ 関連記事 ・ ［CEATEC］三洋電機、EPOC OS搭載PDA。ビクターの次期InterLinkも （松下 麻利） 2001/02/14 17:02 | ||||||
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