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イーバンク銀行とKDDIは、au版SIMカード「au ICカード」の電子認証サービス「Security Pass」で発行される電子証明書（au証明書）を使って、イーバンクの口座をよりセキュアに利用できるサービスを10月を目途に提供する。 「au ICカード」は、9月発売の「W32H」「W32S」から対応しているau版のSIMカード。カードには、「Security Pass」と呼ばれるPKI（公開鍵暗号基盤）による電子証明書が収められており、今回のサービスは、この電子証明書を使ってセキュアにイーバンクを利用できるというもの。 提供される予定のサービスは、イーバンクの口座に手軽にログインできる「クイックログイン」において、従来登録する必要があった端末固有IDに替わって電子証明書を利用するものや、セブン-イレブンなどに設置されたアイワイバンク銀行のATM機の出金を携帯電話でロックできるというもの。イーバンクの携帯サイトで4桁のパスワードを入力しないかぎり預金を引き出せないため、偽造キャッシュカードなどによる不正引き出し防止に役立つとしている。 なお今回のサービスは、将来的にイーバンクシステムがASP提供することも視野に入れており、他の金融機関とのネットワーク接続などサービス拡大を目指すとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0920/ ■ 関連記事 ・ au、SIMカード対応端末を9月発売 ・ auのおサイフケータイは何が違う？ （津田 啓夢） 2005/09/20 20:31 | ||||||
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