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ドコモ、プッシュ型情報配信サービス「iチャネル」を9日開始

iチャネルの一覧画面(8月2日発表会時)
 NTTドコモは、701iシリーズの「N701i」「D701i」を9月9日に発売することにあわせて、プッシュ型情報配信サービス「iチャネル」を同日より提供する。

 「iチャネル」は、ユーザー自身が申し込み手続きをしておけば、自動的にニュースや天気予報といった情報が配信されるサービス。取得できる情報は、「天気予報」「ニュース」「芸能・スポーツ」「占い」「iモードサイト情報」の5種類で、待受画面の下部に新着情報がテロップで表示され、専用ボタンを押すことで、一覧画面を表示できる。一覧画面では、最新情報の見出しと各情報の概要が確認可能で、気になる情報があれば、クリックすることで詳細情報の画面へアクセスできる。

 利用料は月額157.5円。定期的に最新情報をチェックする際の通信料は、基本料の157.5円に含まれているが、詳細情報を閲覧する際は別途パケット通信料が発生する。701iシリーズの購入から1週間は、手続きなしでも無料で「iチャネル」を利用できる。また、初回申し込みから最初の7日間も利用料は無料。このため、機種購入時から1週間無料で使用してから「iチャネル」の利用を申し込むと、最大2週間無料で利用できる。ただし、購入時に「iチャネル」の利用申し込みを行なうと、無料期間は1週間のみになる。

 「iチャネル」は、マクロメディアの携帯電話向け情報配信技術「FlashCast」を利用したもの。マクロメディアによれば、「iチャネル」は、同技術を用いた世界初の商用サービスという。現在のところ、701iシリーズでのみサポートされるサービスだが、ドコモによれば「具体的には決定していないが、90Xiシリーズ・70Xiシリーズでは標準搭載していく予定。その他の機種については検討中」とのこと。

 ドコモでは、「iチャネル」をオープンプラットフォームとしており、同社のコンテンツ作成案内サイト「作ろうiモードコンテンツ」内で、同サービスの仕様を公開。それによれば、iチャネルのコンテンツは、ドコモ提供の「ベーシックチャネル」と、コンテンツプロバイダが参加する「おこのみチャネル」の2種類に分かれている。「おこのみチャネル」は「ベーシックチャネル」と異なり、画面下部でのテロップ表示機能はサポートされていない。また、提供者側の判断によっては有料にすることも可能とされている。現時点では、まだ「おこのみチャネル」内のコンテンツは登場しておらず、実際にエンドユーザーが「おこのみチャネル」を利用するには「iチャネル設定」から手続きする形になると案内されている。


利用イメージ


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20050902.html
  作ろうiモードコンテンツ(iチャネル)
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/make/ichanel/

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(関口 聖)
2005/09/02 16:07

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