|
|
|
KDDI代表取締役社長 小野寺 正氏
|
KDDIは、ツーカーグループ3社を10月1日を期日に吸収合併すると発表した。
ツーカーセルラー東京、ツーカーセルラー東海、ツーカーホン関西のツーカーグループ3社は、今年3月に事業効率化などを目的にKDDIの完全子会社となった。今回の発表では、7月25日付けでKDDIがツーカーを吸収合併することで正式に合意。10月1日を期日に、ツーカーグループは解散し、KDDIに吸収される。合併に際して新株式の発行、および割り当ては行なわれない。
なお、ツーカーブランドは継続される。KDDI広報部によれば、既存のツーカーユーザーは従来通りにサービスを利用できるとのこと。KDDIでは、auとツーカーグループのノウハウや販売網を活用することで、組織統合によるシナジー効果が期待できるとしている。
25日行なわれたKDDIの第1四半期決算説明会では、KDDIの代表取締役社長 小野寺 正氏より、ツーカーグループの吸収合併について説明があった。
同氏は「ツーカーの吸収に関しては、かねてからあらゆる可能性を検討してきたが、今後予定されているナンバーポータビリティ制度の実施や、事業者の新規参入によって競争が激化するなかで、よりKDDIグループとしてのシナジー効果を発揮できる体制が必要になり、今回の措置が最適と判断した」と前置きし、「今回の吸収によって、3つのメリットがある」とコメント。
「1つは、ツーカーの360万の利用者に対して、KDDIグループとしての顧客サービスをきっちりと行なえる体制が整うことで、KDDIグループから他社に流れることを防ぐ手立てになる。2つめには、auショップとツーカーの店舗との融合によって、取り扱い店舗が増加し、auにとっても良い立地条件での新たな店舗を確保できること。第3点目に、ツーカーの場合、東名阪以外の地域はボーダフォンのローミングを利用しているが、今後、ボーダフォンがPDCサービスを停止することを明らかにしている。ツーカーのユーザーが継続的に利用できるように、auのCDMA 1xおよびWINのネットワークを活用することができる。いずれにしろ、今回の吸収によって、ツーカーのユーザーには一切ご迷惑をかけずに、継続的に利用できる環境を提供することには変わりがない」とした。
また、「制度上の問題から、ツーカーとauの家族割りサービスの実施などは難しいようだとの議論も社内にはある。auとツーカーの機種変更サービスについても、現在では未定だが、できるようにはしていきたい」とし、制度面での問題がクリアできれば、各種サービスにおける融合施策も実施する考えを示した。
なお、ツーカーのブランドについては、「PDCのブランドとして、また、特定セグメント向けのサービスとして、auとは別の形で継続していく」としている。
■ URL
ニュースリリース(PDF形式)
http://www.kddi.com/corporate/ir/news/2005/pdf/press_050725.pdf
■ 関連記事
・ KDDI、ツーカー吸収報道に「何も決まっていない」
・ KDDI、ツーカー3社を完全子会社化
(津田 啓夢, 大河原克行)
2005/07/25 16:44
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|