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KDDIと日立システムアンドサービス（日立システム）は、携帯電話から社内のパソコンを利用できるようにする法人向けソリューション「ポータブルセキュアソリューション」を7月5日より提供する。価格は10ユーザーのライセンスで172万2,000円～。 「ポータブルセキュアソリューション」は、auの携帯電話から専用BREWアプリを使って社内のパソコンを利用できるようにする法人向けソリューション。これまで両社では、BREWアプリ「ポータブルセキュアクライアント μVNC」を販売してきたが、今回、新たに暗号化システムやネットワークへの設備導入・保守などを含めた1つのパッケージとして提供する。 携帯電話側では、パソコン画面の画像データを受信し、パソコンを操作する形になり、社内のパソコンからはメールやオフィスドキュメントなどのデータが直接転送されることはない。このため、携帯電話を紛失した場合でもデータ自体の漏洩がないとしており、両社ではノートパソコンの代替手段になるとアピールしている。 導入時の初期費用は、10ユーザーのライセンスで172万2,000円～、50ユーザーのライセンスで316万2,000円～。この価格には、ソフトウェアに加えてサーバー本体、およびサーバー構築費用、ネットワーク設定費用などが含まれている。またサーバーは3年間、携帯アプリは1年間の保守費用も含まれる。オプションとしてセキュリティ関連のコンサルティングや、VNCサーバーのインストール作業などが用意されている。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0704a/ ■ 関連記事 ・ 日立システムとKDDI、携帯からパソコンを遠隔操作できるBREWアプリ （関口 聖） 2005/07/04 16:25 | ||||||
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