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日立システムアンドサービスとKDDIは、auの携帯電話から遠隔地のパソコンを操作できるBREWアプリ「μVNC」（マイクロ・ブイ・エヌ・シー）の販売を開始した。 「μVNC」は、外出先などから企業内のパソコンを遠隔操作できる企業向けソフト。メールやワープロ、表計算ソフトなど、会社の自分のパソコンから操作できる社内システムを利用できる。また、システム管理者は、自社内のサーバーの状態を確認可能で、システムトラブル時の復旧操作も遠隔地から行なえるという。携帯電話から企業側の公開サーバーにアクセスし、自社内パソコンをコントロールする。 パソコン側には汎用ソフトを利用し、暗号化方式にSSH1を採用。データの圧縮機能や画面の拡大・縮小機能なども搭載される。Windows/Linux/Mac OSの各OSに対応する。サポートされる携帯電話は、W21S/W21CA/W31SA/W22SA/A5504T。今後、順次対応端末が拡大される。 利用する場合は、申し込み後に専用WebサイトよりμVNCをダウンロードする。価格は個別見積もりとなる。日立システムでは、今回のアプリを単品ではなくソリューションとして提供していく。導入企業の要望によってカスタマイズが可能で、今後、個人向けも検討するとしている。 なお、通信には別途パケット通信料がかかるが、「ダブル定額」「ダブル定額ライト」は適用されない。今回のサービスは、KDDIがモバイルソリューション事業を支援するプログラム「KDDIモバイルソリューションパートナー（KDDI-MSP）」によるもの。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0328/ （津田 啓夢） 2005/03/28 15:52 | ||||||
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