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KDDI 取締役執行役員常務 au事業本部長の両角 寛文氏
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23日に都内で開催された発表会では、KDDI 取締役執行役員常務 au事業本部長の両角 寛文氏が登壇し、挨拶を行なった。
同氏は新しい夏モデルについて「特徴ある機能を搭載した」ラインナップであることをアピール。基本機能の充実や、テレビ視聴、楽曲検索などの新サービスに対応した端末ラインナップに触れるとともに、「先週末には、EZ着うたフルの累積ダウンロード数が800万を突破した。このようなリッチなコンテンツとともに、“感動ケータイ”として進化を続けていきたい」と意気込みを語った。
続けて、同社 執行役員常務 au商品企画本部長の井上 正廣氏が、新サービスについてプレゼンテーションを行なった。井上氏は、新しく発表されたサービスを「WINだからできるモバイルブロードバンドライフ」と紹介。「音楽・映像機能の進化」の一つとして「EZテレビ」を紹介した。
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左から執行役員常務 au商品企画本部長の井上 正廣氏、取締役執行役員常務 au事業本部長の両角 寛文氏、執行役員 コンテンツ・メディア事業本部長の高橋 誠氏
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「EZテレビ」は、「W32SA」「A5511T」が対応する地上アナログテレビ視聴機能。EPGからの番組検索、録画といった機能に加え、「お知らせウィンドウ」により番組関連情報に簡単にアクセスでき、「聴かせて検索」サービスと連携すれば放送中の楽曲検索も可能となっている。6月中旬に予定する対応端末の発売と同時にサービスが開始される。サービス利用料は無料。登録したキーワードに合致した番組をメールで知らせる「デラックスメニュー」が月額210円、外出先からの遠隔録画に対応する「プレミアムメニュー」が月額315円。
同氏は「EZテレビ」サービスを、これまで提供してきた「EZ・FM」やアプリリモコンの流れにあるものとし、「放送と連携としてEZ・FMなどに取り組み、コンテンツの利用を促進してきた。EZテレビでは曲名検索機能で放送中の気になる曲を検索して、着うたのダウンロードなどが行なえる。お知らせウィンドウでは、テレビ局と連携し、番組関連情報などにジャンプできる」と述べ、「EZテレビ」サービスについても、EZ・FM同様に関連するコンテンツと連携していくサービスであることがアピールされた。
今回の「EZテレビ」サービスは地上アナログ放送に対応するが、地上デジタル放送に関しては、「地デジはやっていこうと思っている。夏モデルではアナログ対応だが、関連するコンテンツを進化させていって、将来の地デジに繋げたい」と述べ、同サービスが地上デジタル放送開始後のサービスもにらんだものであることを明らかにした。
また、同社 執行役員 コンテンツ・メディア事業本部長の高橋 誠氏は、「FMの時から連携モデルを模索してきた。テレビでも連携機能を導入していくのは意義がある。EZテレビでは、番組と連動した『お知らせウィンドウ』を導入し、各局に自由に使ってもらえる」と述べ、「EZテレビ」サービスが単なるテレビ視聴機能にとどまらず、放送やコンテンツとの連携を図っている点をアピールした。
なお、「EZテレビ」とも連携する「聴かせて検索」については、別記事を参照されたい。
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EZテレビとコンテンツの連携
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テレビ機能も充実
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EZテレビの機能について
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視聴画面
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サブメニューを表示
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■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0523/
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・ 楽曲検索サービス「聴かせて検索」
(太田 亮三)
2005/05/23 16:33
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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