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PCサイトビューアー搭載の1X WIN端末「W21CA」
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KDDIと沖縄セルラーは、一部のCDMA 1X WIN端末に搭載している機能で、パソコン向けWebサイトを閲覧できる「PCサイトビューアー」について、これまでの従量課金制を取りやめ、5月1日からは利用料の上限を設ける。
「PCサイトビューアー」は、CDMA 1X WIN端末からパソコン向けWebサイトを閲覧できる機能。現在のラインナップでは、「W21CA」に搭載されており、「PCサイトビューアー」でブラウジングした場合、「ダブル定額」の適用対象とならず、1パケット0.2円(税込0.21円)、あるいはパケット通信料割引サービスである「パケット割ミドル」で1パケット0.025円(税込0.02625円)、「パケット割スーパー」で1パケット0.015円(税込0.01575円)という従量課金制で利用する形となっていた。
今回、「PCサイトビューアー」の利用額に上限が設けられることで、5月1日からはパケット通信料の定額対象となり、EZwebの利用料とあわせて最大5,985円(税別5,700円)を支払うだけで済むようになる。なお、「PCサイトビューアー」搭載機種で、同機能を利用せず、EZwebのみ利用した場合は、最大4,410円(税別4,200円)のみ支払う形になる。
同社によれば、「PCサイトビューアーの利用を抑えているヘビーユーザーのための施策。同機能ではマルチメディアコンテンツは利用できず、パソコンに比べれば通信量が低くなると見込んでいたが、サービス導入時にはどの程度のトラフィックになるか、まったく予想できなかった。ある程度データが集まり、既存ユーザーの利便性を高めるため、定額化に踏み切った」としている。
また「PCサイトビューアー」を活用しようと、「パケット割ミドル」や「パケット割スーパー」を契約していたユーザーにとっては、携帯電話でパソコン向けサイトを積極的に閲覧しても、利用額が高騰することはなくなる。「パケット割スーパー」ユーザーは、月額利用料が月額7,875円(税別7,500円)と、今回の最大5,985円よりも高いため、パソコンとCDMA 1X WIN端末を接続してデータ通信しないのであれば、5月以降、そのメリットはなくなる。
auが提供する各種料金プランでは、新規受付の場合は当月から適用されるが、プラン変更の場合は翌月からの適用となる。「PCサイトビューアー」の定額化は5月1日から開始され、各プランの既存ユーザーは自動的に適用対象となる。「PCサイトビューアー」のためだけに「パケット割スーパー」を利用するユーザーは、「4月中にダブル定額などに変更しておいたほうがベターだ」(KDDI広報)という。
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定額による料金推移を示したグラフ
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PCサイトビューアー」のためだけに「パケット割スーパー」を利用するユーザーはメリットがなくなる
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■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0323a/
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・ KDDI多田氏、「定額制普及で他社よりも優位に」
(関口 聖)
2005/03/23 13:56
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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