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小型な端末が揃った700iシリーズ
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NTTドコモは、FOMAの主要機能をサポートした「FOMA 700i」シリーズ4機種を発表した。
今回発表された端末は、富士通製の「F700i」、NEC製の「N700i」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P700i」、シャープ製の「SH700i」の4機種。700iシリーズ共通の機能として、テレビ電話、キャラ電、最大500KBの着うた・着モーション、最大100KBの着信メロディ、メモリカードに保存した音楽ファイルの音楽再生機能、デコメール、iアプリ(506iシリーズ相当)、Flashなどに対応。テレビ番組の情報検索や予約ができる「Gガイド番組表リモコン」も標準でプリセットされ、全モデルに100万画素以上のカメラを搭載している。
なお、端末プラットフォームは、各メーカーともに901iシリーズのものを流用しており、ソフトウェアについても流用できる部分では901i相当となっている。音楽再生機能ではAAC形式のファイルをサポート。iモーションの再生機能を使うため、メールなどの操作中は利用できない。
■ 700iシリーズ各端末の概要
「F700i」は、音楽性機能やメガピクセルカメラを搭載した富士通製のFOMA端末。シリーズ第1弾として、2月10日より発売される。
外観には、ラウンド&スクエアデザインを採用。端末カラーに合わせた待受画像やメニューアイコンなどを一括設定できる「トータルコーディネイト機能」を搭載する。miniSDメモリーカードスロットを装備し、メモリカード内の音楽ファイルを再生できる音楽再生機能も搭載する。端末の側面ボタンを長押しすると大音量のアラームが作動する「ワンタッチアラーム」機能も利用可能。
メインディスプレイは2.2インチ、240×320ドット、262,144色表示のTFT液晶で、サブディスプレイは、約0.9インチ、30×97ドットのモノクロSTN液晶を装備。128万画素のCMOSカメラを搭載する。大きさは100×48×25mmで、重さが約122g。ボディカラーは、ホワイト、ピンクゴールド、ブラック。
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F700i(ホワイト)
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F700i(ピンクゴールド)
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F700i(ブラック)
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「N700i」は、Nシリーズ初の着せ替えパネル「スタイルプラス」に対応したNEC製のFOMA端末。着せ替えパネルを未装着状態でも使用できる。
N901iCでも搭載されていたテレビ電話中に顔の動きに合わせて画像を表示できる「デコレーションテレビ電話」のほか、端末および着せ替えパネルには抗菌コートが施されている。
103万画素のCCDカメラを搭載し、miniSDメモリーカードを装備する。メインディスプレイは、2.3インチ、240×345ドット(QVGA+)、65,536色表示のTFT液晶、サブディスプレイは約1.0インチ、120×30ドットのモノクロSTN液晶を搭載。
大きさは102×48×25mm(高×幅×厚)で、重さは約109g。ボディカラーは、シルバー×レザー、クリームチョコ×コズミックフラワー、ピンク×花吹雪の3色展開となる。
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N700i(シルバー×レザー)
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N700i(クリームチョコ×コズミックフラワー)
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N700i(ピンク×花吹雪)
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「P700i」は、FOMA端末最軽量の重さ102gを実現したパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末。
125万画素のνMAICOVICONカメラを搭載し、miniSDカードスロットを装備する。メインディスプレイは、2.2インチ、240×320ドット、65,536色表示のTFT液晶、サブディスプレイは約0.9インチ、96×25ドットのモノクロSTN液晶となる。ワンプッシュオープンボタンも搭載される。
大きさは102×49×22mm(高×幅×厚)で、重さは約102g。ボディカラーは、ピンク、シルバー、ブルーの3色展開で、カラーだけでなく質感や肌触りも異なっている。
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P700i(ピンク)
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P700i(シルバー)
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P700i(ブルー)
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「SH700i」は、カメラ機能の撮影のしやすさにこだわったシャープ製のFOMA端末。126万画素のCCDカメラを搭載し、カメラ周辺に角度をつけたことで撮影対象とカメラが同じ角度になるような工夫が施されている。
メインディスプレイは約2.2インチ、240×320ドット、262,144色表示のモバイルASV液晶、サブディスプレイは約0.6インチ、72×12ドットのモノクロSTN液晶を搭載。miniSDカードスロットを装備する。
大きさは108×48×28mmで、重さは約122g。ボディカラーはホワイト、シルバー、ブラックとなる。
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SH700i(ホワイト)
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SH700i(シルバー)
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SH700i(ブラック)
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■ 新シリーズでPDCからFOMAへ移行を目指すドコモ
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NTTドコモ プロダクト&サービス部 プロダクト部長の永田 清人氏
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発表会では、NTTドコモのプロダクト&サービス部 プロダクト部長の永田 清人氏が新シリーズの説明を行なった。
冒頭、「700iシリーズでは、スタイルに非常にこだわって企画開発した」と語った永田氏は、新シリーズでは機能を絞り込むことで小型化を実現し、親しみやすいイメージを意識したと述べた。
FOMAの契約者数は、2005年1月で900万人を突破した。900iシリーズ以降、着実に契約者数を伸ばしてきたFOMAだが、新シリーズでは、90Xiシリーズのハイエンド層ではなく、使いたい機能があればいいとするユーザー層に訴求していきたい考え。506i相当のiアプリなど、PDC端末からFOMAへの移行を想定したいわばFOMAの普及機という位置づけだ。
機能を絞り込み、端末プラットフォームを901iシリーズから流用することでコストダウンが図られており、端末の販売価格も、901iシリーズよりも10,000円程度安くなる見込みだ。永田氏は、「900i/901iシリーズでも、機能やスタイルにこだわってやってきたが、ユーザーに親しみをもってもらえるようなものを提供したい」としていた。
質疑応答では、90Xiシリーズと700iシリーズの棲み分けについて、多数の質問があった。永田氏は「パワーアップiアプリや高画素なカメラ、3Dサラウンドなどを楽しみたいゲームや画像にこだわりのあるユーザーは90Xiシリーズ。棲み分けはできている」とした。
さらに、700iシリーズでiモード FeliCaに対応した端末が投入されなかった経緯については、FeliCaのチップがコスト面や形状面で時期尚早との判断があったとした。ただし、今後の90Xiシリーズでは、基本的にFeliCaを搭載するとしており、「技術と市場の両面で検討していきたい」とのこと。
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商品の狙い
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端末サイズの比較
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共通機能の紹介
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QRコードリーダにも対応
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コンテンツ案内
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大きな容量のファイル受信も可能
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■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0202.html
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(津田 啓夢)
2005/02/02 14:17
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