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パーソナルメディア、RFIDやバーコードが読める法人向けPHS端末
UC-Phone
背面部
パーソナルメディアは、RFIDタグ(無線ICタグ)やバーコードの読み取り機能を搭載した法人向けPHS端末「UC-Phone」の評価キットを発売した。価格は367,500円。
「UC-Phone」は、東京大学教授の坂村 健氏が所長を務めるYRPユビキタス・ネットワーキング研究所が開発したRFIDタグおよびバーコードリーダー搭載のPHS端末。T-Engineフォーラム内のユビキタスIDセンターが発行するバーコード「ucode」や、RFIDタグを認識可能で、物品、在庫管理、商品流通時の追跡調査(トレーサビリティ)などで活用できる。
今回の評価キットは、トレーサービリティを導入するための評価ツールとなる。まず企業側は、社内のローカルにCGIソフトやコンテンツ管理用のデータベースを用意する。商品や物品などに貼付したRFIDタグやバーコードなどをUC-Phoneで読み取って、PIAFS方式のPHS公衆回線経由でそのデータベースにアクセスし、端末側に情報を表示するといった実証実験が行なえる。PHS回線はDDIポケット網を利用するため、パーソナルメディアを通じて別途回線契約が必要となる。
端末には、タッチパネル機能付きの2.4インチ、240×320ドット、約64,000色表示のTFTカラー液晶を搭載。RFIDタグやバーコードから読み取った情報の表示のほか、通常の音声通話も可能となっている。大きさは143.5×55.14×26.6mmで、重さが約155g。
評価キットは、UC-Phone1台、ACアダプタ、ユビキタスIDセンター認証済みのRFIDタグ、データベース用のパソコン側に利用するPHSデータ通信カード、データベースサーバー用ソフトで構成される。端末数やRFIDタグを増やす場合はオプションで対応する。また、端末は通常のPHSとして利用できるため、構内にアンテナを設置すれば内線電話としても利用可能とのこと。
パーソナルメディアによれば、今回の評価キットを流通業などのトレーサビリティだけでなく、社内の備品管理などでも有効だとしている。今回の評価キットを利用して、ローカールデータベースだけでなく、ユビキタスIDセンターが管理する「アドレスリゾリューションサーバー」にアクセス可能なため、大規模なトレーサビリティシステムへ発展できるとのこと。同社では、本格的に導入する企業に対しコンサルティングなども行なう。
端末下部にバーコードリーダー
ユビキタスIDセンターの「ucode」に対応
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URL
ニュースリリース
http://www.personal-media.co.jp/press/press/050131_ucphone.html
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