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「N900iG」は、W-CDMAとGSM/GPRS（800/900/1800）に対応したNEC製のデュアルモード端末。GPRSのネットワークを使って、海外でもiモードサービスが利用できる。有効画素数124万画素のνMAICOVICONカメラを搭載、内側にはテレビ電話用に10万画素CMOSカメラも装備する。メインディスプレイは約2.2インチ、65,536色表示のQVGA液晶、サブディスプレイは120×90ドット、約1.0インチ、65,536色表示のTFT液晶となる。miniSDカードスロットも用意されているが、パッケージにminiSDカードは同梱されない。 連続待受時間は、FOMAで約150時間、GSMで約110時間。連続通話時間は、FOMAで約105分、GSMで約120分。大きさは103×50×28mmで、重さは約132gとなる。ボディカラーはオーシャンブルーの1色。 標準設定では自動的にW-CDMA方式とGSM方式を切り替えるようになっているが、ユーザーの好みにあわせて、W-CDMAだけ、あるいはGSMだけを利用するという設定も可能。設定メニューは、方向決定キーの左下にある「MULTIキー」の長押しで呼び出せる。また「リモート時計設定」で渡航先を指定すれば、待受画面上に日本の日付・時間表示に加えて、現地時間の表示も可能。 このほか、国際ローミングの利用をサポートする機能として「国際ダイヤリングアシスト機能」を搭載。電話を発信する際に、あらかじめ設定しておいた国番号を自動的に付加してくれる。登録できる国番号は最大3つで、ユーザーが国内にいるのか、渡航中なのか、利用シーンにあわせて3つの中から、1つだけを付加するよう指定する形になる。なお、番号入力による通話時には動作せず、電話帳に登録された電話番号のみ利用できる。 OSは、「N900iL」や「N901i」で採用されていたLinuxではなく、「N900i」と同様のNECによる独自OS。「N900i」に近い機能となっており、テンプレート付きのデコメールや最大500KBのiアプリ、キャラ電などが利用可能。日本語入力はT9方式だが、「N900iS」で採用された「T9ダイレクト」ではなく、「N900i」と同じバージョンだ。 ビジネスマンがメインターゲットとして想定されているとのことで、「N900iG」のシルエットはシャープさを印象づける仕上がり。カラーもビジネス層に受け入れられやすいという理由で、オーシャンブルーが採用されたという。
■ ＵＲＬ 製品情報（NTTドコモ） http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/900i/n900ig/ ニュースリリース（NTTドコモ） http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1216.html 製品情報（NEC） http://www.n-keitai.com/n900ig/ プレスリリース（NEC） http://www.nec.co.jp/press/ja/0412/1603.html ■ 関連記事 ・ ドコモの国際ローミング、海外でもiモードが利用可能に ・ ドコモブース、GSM/W-CDMAデュアル端末や燃料電池など （関口 聖, 津田 啓夢） 2004/12/16 15:43 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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