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米Cingularは、2月に発表していたAT&T Wirelessの買収について、米司法省および連邦通信委員会（FCC）などの承認を経て、その手続きが完了したと発表した。これにより、AT&T Wirelessの株式約16％を持つNTTドコモは、その保有株式を全て売却する。 今回発表された内容は、CingularがAT&T Wirelessの買収手続きを完了したというもの。経営陣は、現Cingularの役員が引き続き就任する予定。新会社の契約者数は4,600万人に達し、米国で最大手の移動体通信事業者になるという。 今回の買収によって、AT&T Wirelessの株式約16％を保有していたNTTドコモは、1株あたり15ドル、計64億9,500万ドル（約6,950億円）を受領。新会社とは「資本的、会社的にも関係がなくなる」（ドコモ担当者）とのこと。なお、その収益は今期の同社決算に計上されることになる。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（NTTドコモ） http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew1027.html Cingular（英文） http://www.cingular.com/ AT&T Wireless（英文） http://www.attwireless.com/ ■ 関連記事 ・ 米Cingularが米AT&T Wirelessを410億ドルで買収 （関口 聖） 2004/10/27 11:57 | ||||||
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