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2軸ヒンジ機構「Wide View Style」を採用し、折りたたみ型の従来の利用スタイルのほか、ディスプレイを反転させて利用スタイル「ViewMode」でも利用できる。ディスプレイは、2.6インチ、240×400ドット（ワイドQVGA）、26万色表示のTFT液晶を搭載、80ドット広くなったことで、メールなどの一覧性が増している。なお、今回採用された液晶は、CEATEC JAPAN 2004のカシオ電子デバイスのブースで展示されていたもの。 miniSDカードスロットを装備し、ステレオツインスピーカーや、サラウンドプロセッサ「DiMAGIC Virtualizer X」を搭載する。 「PCサイトビューアー」は、パソコン向けWebサイトを閲覧できる国内携帯電話初のOperaブラウザ。通常表示では、パソコンでWebサイトを閲覧する際と同様の表示が可能で、方向キーを縦横に操作して利用する。また、携帯電話のディスプレイサイズに合わせて縦方向にWebサイトを再構成して表示する「スモールスクリーン」モードも搭載。こちらのモードでは、携帯向けWebサイトのように方向キーの上下キーで画面をスクロールさせる。文字サイズの変更や、画面の拡大縮小表示など細かい設定も行なえる。 ただし、「PCサイトビューアー」を利用する際のパケット通信料には、「ダブル定額」が適用されないため、ユーザーは、「パケット割WIN」などの従量制割引プランで利用することになる。 カメラは、AF機能付きの200万画素CCDカメラとなり、シャッターボタンを半押しした状態でフォーカスを固定して構図を変えて撮影できる「フォーカスロック機能」なども利用できる。また、従来の1,600×1,200ドットのUXGAサイズの撮影に加えて、1,600×960ドットのハイビジョンサイズでも撮影できる。キヨスク端末や写真ラボでは、ハイビジョンサイズでのプリントに対応している場合もあるという。 さらに、SD-Video（ASF形式）で録画したテレビなどの映像をW21CAで閲覧することが可能で、ワイドQVGAサイズの画面いっぱいに再生することも可能。記録はminiSDカードで行なう。今回の端末は、横向きに設置するUSBクレードル充電器を採用しており、クレードルに設置したまま映像が楽しめる。プレイリストに登録しておくと、端末をクレードルに設置するだけで自動的に映像再生が可能となる。クレードルを装着していない場合の連続映像再生時間は2時間程度。 端末には平型イヤホン端子を搭載し、パッケージには平型イヤホンが付属する。ユーザーの好みヘッドフォンで音楽が楽しめるように、ピンジャックのアダプタ式となっている。 連続通話時間は約190分（暫定）で、連続待受時間が約220時間（暫定）。大きさは約51×102×26mm（幅×高×厚、暫定）で、重さが約140g（暫定）となる。ボディカラーはジェネシスシルバー、エヴィルブラウンの2種類。 なお、会場スタッフは3メガピクセルカメラではなく、200万画素カメラを搭載した理由について、「今回の端末はバランスを重視している。起動時間など操作性も考えて200万画素となった」と語っていた。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2004/1013a/ ■ 関連記事 ・ au、フルブラウザ搭載端末など1X WINの冬モデル4機種 ・ カシオ電子デバイス、ディスプレイ一体型の指紋センサーをデモ （津田 啓夢） 2004/10/13 14:56 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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