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【CEATEC JAPAN 2004】
カシオ電子デバイス、ディスプレイ一体型の指紋センサーをデモ
カシオ電子デバイスのブース
カシオ電子デバイスのブースでは、ディスプレイ一体型の指紋センサーなどが展示されていた。
同社が開発した指紋センサーは、ディスプレイの上に透過型の指紋センサーを搭載することで、例えば携帯電話のサブディスプレイに指を置くと指紋認証が行なえるというもの。光学式のセンサーで、指紋センサー自体は、同社が法人向けに提供している入退室管理用指紋センサーを応用したものだという。なお、今回の展示は参考出品となり、同社では市場動向を調査した上で製品化を行なうとしている。
会場では、携帯電話型モックアップの背面に搭載されたサブディスプレイに指を置くと、ディスプレイ側に指紋が映し出されるデモンストレーションが行なわれた。同社では、ディスプレイと検証装置などをセットにして端末メーカーなどに供給したい考えだが、指紋センサーだけの供給も可能だという。いずれにしても、製品化の目処がたった時点で提供方法なども決定することになる見込みだ。
透過型指紋センサーを搭載した折りたたみ携帯のモックアップ。サブディスプレイにセンサーが搭載されている
ディスプレイに直接触ることに若干の抵抗はあったが、すぐに認証が終了
端末を開くと読み取った指紋が表示された
このほか、昨年のCEATECでも展示されていた2.4型、QVGA表示の3D液晶なども展示されていた。今回も参考出品となったが、昨年よりも精度が向上し、より奥行きが増した像が得られるようになったという。また、高速動画表示に対応した液晶ディスプレイなども展示されていたが、いずれも参考出品となっており、製品化時期については未定としている。
供給時期が明らかになっている製品では、2.6型、240×400ドットのワイドQVGAを採用したTFT液晶などが展示されていた。現在2005年3月頃の量産出荷を目標に開発が進められているという。会場スタッフは、通常のQCGA液晶より80ドット大きい液晶について「QVGAより大きなディスプレイサイズでは、QVGA用のアプリケーションなどは新たに作り直さなければならない。240ドットの幅を変えずに80ドット分プラスαの表示が行なえる付加価値を高めた製品」と話した。
2.4型、QVGA表示の3D液晶。昨年よりも奥行き感が増したという
高速動画表示液晶。非常になめらかで精細な画質だった
240×400ドットのワイドQVGA液晶
2005年春にも量産される
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URL
CEATEC JAPAN 2004
http://www.ceatec.com/
カシオ電子デバイス
http://www.casio.co.jp/ced/
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各社がディスプレイ技術を紹介
(津田 啓夢)
2004/10/06 19:02
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