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AT&T Wirelessは、NTTドコモの協力の下、米国内の4都市で7月20日よりW-CDMA（UMTS）方式による携帯電話サービスを開始した。 サービスが提供されるのは、デトロイト、フェニックス、サンフランシスコ、シアトルの4都市。年末までにダラスとサンディエゴでもサービスを提供する。 同社では、最大384kbpsという通信速度を武器に、主にデータ通信需要を発掘する方針。データ通信の料金は定額制となっており、一般向けが月額24.99ドル、法人向けが月額79.99ドル。同社ではiモードライクなコンテンツサービス「mMode」を提供しているが、W-CDMAの特長を活かして、個人ユーザー向けには動画配信サービス、法人ユーザー向けには高速VPNアクセスサービスなどを提供していく。 対応端末は、GSM方式とのデュアルモードで音声通話に対応した2機種、「Motorola A845」（299.99ドル）と「Nokia 6651」（299.99ドル）が用意されるほか、データ通信専用のカード型端末「Lucent/Novatel Merlin U520」（149.99ドル）も販売される。 なお、AT&T Wirelessは、今年後半をめどに米国第2位の携帯電話事業者Cingular Wirelessに買収されることになっている。日本のユーザーとしては、FOMAとのローミングに期待するところが大きいが、ドコモ広報では「今のところ未定」としている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（NTTドコモ） http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0721.html ニュースリリース（AT&T Wireless、英文） http://www.attwireless.com/press/releases/2004_releases/072004_awe.jhtml ■ 関連記事 ・ 米Cingularが米AT&T Wirelessを410億ドルで買収 （湯野 康隆） 2004/07/21 11:47 | ||||||
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