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ドコモ、「iモード FeliCa」を7月上旬スタート
手軽でスピーディ、そして高い安全性がメリットという
NTTドコモは、非接触ICチップを携帯電話に搭載し、さまざまなシーンで利用できるようにする新サービス「iモード FeliCa」を7月上旬に開始する。これにあわせて同社では、対応端末としてFOMA端末の「F900iC」、ムーバ端末の「P506iC」「SH506iC」「SO506iC」の4機種を開発。対応端末のいずれかが発売され次第、関係各社から「iモード FeliCa」対応サービスの提供が開始される。
「iモード FeliCa」は、ソニーが開発した非接触IC技術「FeliCa」とiモードを連携させ、電子マネーや会員証、電子チケットなどに利用できる新サービス。同社では昨年12月よりフィールド実験を開始しており、対応サービスは、ビットワレットの電子マネー「Edy」など計39社から提供される予定。そのうち、11社のサービスが開始当初から利用できるようになる。
「iモード FeliCa」を利用するには、使いたいサービスにあらかじめ申し込んでおき、専用のiアプリを端末にダウンロードしておく必要がある。電子マネーやクレジットカードといった高い安全性が求められるiアプリは、端末内の「共有領域」に保存されるが、店舗利用時のポイントカードや会員証といったiアプリについては「フリー領域」に保存して利用されることになる。
店頭などで利用する際には、レジなどに設置されているリーダー(読取機)に携帯電話をかざすことになる。対応機種にはそれぞれ「FeliCa対応」を示すロゴマークが付けられており、そのマークをリーダーに向けてかざすという形になる。
利用イメージ
専用iアプリは「共通領域」か「フリー領域」に保存される
開始当初は、コンビニエンスストアなど全国約9,000店で利用できるという
基本的に「iモード FeliCa」用アプリは、端末内のバッテリーを利用して動作する。このため、紙の会員証などに比べると、携帯電話であるため、常にバッテリーの不安がつきまとうことになるが、携帯電話のバッテリーが切れた状態になったとしても、しばらくは「iモード FeliCa」が利用できるよう、バッテリーは若干の余裕を残した状態で「電源が尽きた」状態になるよう設計されているという。従って、バッテリーが切れて携帯電話としては使えない状況になったとしても、しばらくはiモード FeliCaだけは使えるということになる。ただし、どの程度まで使い続けられるのかという点については明らかにされていない。
また、水没など不慮の事故で利用中の「iモード FeliCa」対応端末が使えない状態になった場合、たとえばEdyであれば、保険のようなサービスが用意され、あらためて申請することで電子マネーが再発行されるなど、サービスごとに対応する予定。このほか、機種変更する場合は、利用するサービスによっては何らかの手続きを行なうケースもあるとのことだが、「iモード FeliCa」のデータは全て新機種に移行できるようになっている。
専用iアプリのダウンロードが利用時の前提となっているが、基本的に「iアプリを起動してから使う」というスタイルではなく、特にメニューなどを操作しなくてもかざすだけで各種サービスを利用できるようになっている。これはFeliCaチップに内蔵されている各種情報をリーダーと端末間のやり取り時に判断することで実現しているという。
今回発表されている各種サービスは、いずれも実際に存在する店舗などでの利用が見込まれているが、ドコモではiモード上でショッピングした際にも決済方法の1つとして「iモード FeliCa」を利用できるようにするとのこと。
なお、対応端末には全て「Edy」のiアプリがプリインストールされ、ユーザーが手軽に使い始められるように、端末購入時点で電子マネー100円分がチャージされた状態になっているという。
同社では通信・通話に依存したビジネスモデルからの脱却を目指しており、「iモード FeliCa」対応端末を“おサイフケータイ”と呼んで、生活に密着した「生活インフラ」にふさわしい存在にしていきたいとアピールしている。
同サービス対応を表わすロゴマーク。指とカードを表現したものという
Edyは全機種にプリインストールされる
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URL
プレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0616.html
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(関口 聖)
2004/06/16 19:16
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