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NTTドコモは、FeliCa対応の新端末4モデルを発表した。7月上旬にも発売される見込み。
FeliCa搭載iモード端末は、ソニーが開発した非接触IC技術方式「FeliCa」を搭載したiモード端末。端末をかざすだけで改札を通過できるJR東日本の「Suica」カードや、電子マネー「Edy」など、非接触ICを使ったさまざまなサービスを携帯電話に盛り込むことが可能。ドコモでは、昨年の発表以降積極的にアピールしており、サービスを提供する各社とフィールド実験などを行なってきた。
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左から「F900iC」、「P506iC」、「SH506iC」、「SO506iC」
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サービスの開始にあわせて発売されるのは、富士通製の「F900iC」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「ムーバ P506iC」、シャープ製の「ムーバ SH506iC」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「ムーバ SO506iC」の4モデル。
「F900iC」は、指紋センサーを採用し、FeliCaの第3者利用を防ぐ「ICカードロック」や「遠隔FeliCaロック」機能を搭載。AF付きの128万画素CCDカメラを装備する。約2.4インチ、QVGA、262,144色表示のTFT液晶、サブディスプレイは1.1インチの有機ELとなる。miniSDカードスロットを搭載する。大きさは104×51×26mmで、重さは約129g。ボディカラーは、オレンジ、レッド、パープルシルバー、チタンブラックの4色。
「P506iC」は、端末を閉じたまま操作できる「クイックスタイル」を採用。195万画素カメラを装備する。ディスプレイは約2.4インチ、QVGA、65,536色表示のTFT液晶。miniSDカードスロットを装備。大きさは111×50×26mmで、重さは約128g。ボディカラーは、ブルーマルガリータ、ブラックトルネード、シルバーマティーニの3色。
回転2軸型形状の「回転液晶スタイル」を採用した「SH506iC」は、閉じたまま各操作が可能といなっている。AF付き202万画素CCDカメラ、miniSDカードスロットを装備。メインディスプレイは約2.2インチ、QVGA、262,144色表示のTFT液晶、サブディスプレイは約0.6インチのモノクロSTN液晶となる。大きさは103×49×26mmで、重さは約136g。ボディカラーは、メロウシルバー、ブリリアントブラック、スパークリングピンクの3色。
「SO506iC」は、少しスライドさせるとワンタッチオープンする「180度スタイル」で、最大8種類のカスタマイズが可能な「フィット・カバー」を採用するディスプレイは約2.4インチ、QVGA、262,144色表示のTFT液晶となる。メモリースティックDuoに対応する。大きさは106×50×28mmで、重さは約140g。ボディカラーは、バカンスローズ、ソイルブラック、エアリーベージュ、トロピカルターコイズの4色。
なお、各端末の詳細は別記事を参照のこと。
■ URL
プレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0616.html
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(津田 啓夢)
2004/06/16 15:26
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