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KDDIは、1999年に発売したソニー製cdmaOne端末「C101S」が8月末より発着信できなくなることを明らかにした。同社では該当ユーザーに対してソフトウェア改修や新機種の無償提供を行なう。
「C101S」は、1999年に発売されたソニー製cdmaOne端末。本体左サイドにジョグダイヤルを備えたストレートタイプの形状に仕上げられている。KDDIによれば、「C101S」は、cdmaOneがスタートした当初の端末とのことで、将来的なネットワークのバージョンアップが実施された時に対応できない仕組みになっているという。そのため、CDMA2000 1x方式によるサービス提供開始に先立つ2001年5月には、CDMA2000 1x方式に対応するためのソフトウェア改修が実施されていた。
今回同社では、ユーザーの利便性向上を目的として通信設備工事を実施。通信制御プロトコルの一部に変更を加えたところ、「C101S」が対応できず、8月末より順次、発着信が不可能になることが明らかになった。同社によれば現時点での稼働台数は全国で4,600台。該当ユーザーには、ダイレクトメールを送付することなどで告知し、ソフトウェアの改修を実施するが、ソニー・エリクソン製端末をはじめ、現行のau端末への機種変更を希望する場合は無償で端末を提供し、移行を勧める。
■ URL
auからのお知らせ
http://www.au.kddi.com/news/au_top/information/au_info_20040531142946.html
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・ 144kbpsのcdma2000 1x導入に向けC101Sのソフト改修
(関口 聖)
2004/05/31 15:49
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