電子情報技術産業協会(JEITA)は、2004年3月の国内携帯電話出荷実績を発表。2003年度累計では5,101万5,000台となり、2000年度に次ぐ出荷台数であったことが明らかになった。
2004年3月の携帯電話・PHSの出荷台数は、あわせて476万6,000台(前年同月比96.2%)。内訳は、携帯電話が472万5,000台(前年同月比99.6%)、PHSが4万台(前年同月比19.1%)。
2003年度累計では、携帯電話・PHSあわせて5,101万5,000台(前年比115.4%)と3年ぶりにプラスに転じた。内訳は、携帯電話が4,984万3,000台(前年比115.7%)、PHSが117万2,000台(前年比102.2%)。
2003年度の好調さについてJEITAでは、カメラ付き携帯電話の普及と第3世代への移行が順調に進んでいる結果と見ている。一方、前年同月比では5カ月連続でマイナスとなっているPHSも2003年度累計では前年を上回っており、カード型データ通信端末が比較的好調だったことをその理由として挙げている。
■ URL
電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/
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(湯野 康隆)
2004/05/12 11:43
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