電子情報技術産業協会(JEITA)は、2004年2月の国内携帯電話出荷実績を発表した。前月に続き、前年を下回る出荷台数で、PHSは過去最低の実績となった。
2004年2月の携帯電話・PHSの出荷台数はあわせて349万4,000台(前年同月比96.2%)。前月と比べて約50万台増加したものの、前年比では2カ月連続でマイナスとなった。
そのうち、携帯電話の出荷台数は347万5,000台(前年比97.6%)で、JEITAでは「マイナスを記録したものの、3Gサービスの充実などで今後は堅調に推移するのではないか」と予測している。
一方、PHSの出荷台数は20,000台(前年比27.2%)となった。前月より2万8,000台減少し、前年比は大幅に下落。JEITAによれば、調査開始以来、最も低い出荷実績になったとのことで、依然として厳しい状況だ。
■ URL
電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/
(関口 聖)
2004/04/13 13:07
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