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NTTドコモは、FOMA P900iにおいて複数の不具合が見つかったとして、10日より「ソフトウェア更新」機能を使った修正サービスを開始した。
P900iは、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製のFOMA端末。今回明らかにされた事象は大きく分けて3つ。アラーム機能により電源が入るよう設定されている場合に、アラーム通知画面が表示されている間は、メールを自動受信できない状態となるほか、アラーム通知画面から待受画面に表示時が戻った後に約160秒間iモードサービスが利用できなくなる。
また、「キャラ電プレーヤー」でキャラ電を表示中、「カメラショートカット」機能を利用して「iモーションプレーヤー」を起動すると、電源が勝手に再起動してしまう。
3つ目は、メール本文から「Web To機能」でWebサイトに接続し、待受画面表示に戻って端末を閉じると、メールの詳細画面を表示させた場合に再起動してしまう場合があるというもの。これらの事象は、メニュー画面の「各種設定」→「その他」→「ソフトウェア更新」から修正作業を行なうことで解消される。
先月26日、ソフトウェアの基本部分が同じN900iでも今回の事象と重複する不具合が発生しており、NTTドコモはN900iの不具合が発表された時点で、他機種で同様の事象が発見されるかどうか確認中としていた。同社によれば、4月27日時点のP900iの販売台数や約46万台。今回の事象はその全ての端末で発生する場合があるという。なお、同月28日以降に店頭で購入した端末はソフト修正済みの端末とのこと。
■ URL
「FOMA P900i」をご愛用のお客様へ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/customer/caution_s/p900i.html
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(津田 啓夢)
2004/05/10 13:05
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