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総務省は、固定電話から携帯電話へ発信した場合の通話料をNTT東西側が設定した通話サービスの提供を認可すると発表した。 NTT東西は、1月に固定発携帯着の通話サービスについて総務省へ認可申請を行なっていた。NTT法（日本電信電話株式会社等に関する法律）では、NTT東西の業務は基本的に県内でのサービスのみと定められており、県間サービスについては認められていない。 しかし「一定の要件を満たせば認可をうけてサービス提供できる」という条項も添えられており、今回の固定発携帯着サービスでは、全国各地の携帯電話ユーザーへ発信できるようにするため県間サービスにあたるという指摘もあったが、総務省は審査を行なった結果、認可することが適当と判断したという。なお、認可にあたって「収支の見込みを速やかに報告する」「県間伝送路を設置する際、システムに関して公正な競争に影響を及ぼす可能性がある場合はあらためて認可申請する」という2点を条件として示している。 両社では、「料金設定や開始時期については、早急に準備を整えたい」とコメント。サービス提供が開始されれば、ユーザーが「0036（NTT東日本）」「0039（NTT西日本）」を電話番号の前につけてダイヤルすると、NTT東西側の料金設定で利用できるようになる。 ■ ＵＲＬ 総務省 報道資料 http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040312_4.html NTT東日本 http://www.ntt-east.co.jp/ NTT西日本 http://www.ntt-west.co.jp/ 総務省、NTT東西の選択中継方式に関する意見募集の結果を公開（BroadBand Watch） http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/4533.html ■ 関連記事 ・ NTT東西、4月から固定発携帯着の通話サービス （関口 聖） 2004/03/12 16:36 | ||||||
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