電子情報技術産業協会(JEITA)は、2004年1月の国内携帯電話出荷実績を発表した。15カ月ぶりに前年より少ない出荷台数となった。
2004年1月の携帯電話・PHSの出荷台数はあわせて298万3,000台(前年同月比77.7%)。前月より約173万台減少しており、さらに前年実績と比べてマイナスとなったのは15カ月ぶり。また、300万台を切ったのは23カ月ぶりのこととなる。
内訳を見ると、携帯電話の出荷台数は293万5,000台(前年比77.8%)となった。JEITAでは「3Gへの移行が進みつつあり、さらに年末商戦の反動によって2G端末が不調だったため」と分析している。
一方、PHSの出荷台数は4万8,000台(前年比73.3%)となり、前月より1万2,000台増加したものの、前年比では3カ月連続でマイナスとなっている。
■ URL
電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/
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(関口 聖)
2004/03/10 11:58
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