電子情報技術産業協会(JEITA)は、2003年12月の国内携帯電話出荷実績を発表した。これにより2003年全体での総出荷台数が明らかとなった。
2003年12月の携帯電話・PHSの出荷台数は471万2,000台(前年同月比118.9%)で、前月より約50万台増加したとともに、10カ月連続で400万台を突破。また2003年全体での総出荷台数は、5,219万8,000台となり、前年比127.0%を記録した。
内訳を見ると、携帯電話の出荷台数は、年末商戦なども手伝って467万5,000台(前年比120.1%)と高い水準となった。さらに2003年全体の出荷台数は5,078万4,000台となった。5,000万台を突破した要因としてJEITAでは「カメラ付き端末の好調に加えて、3Gの利便性が認知され、買い替えが進んだため」と分析している。
一方、PHSは、3万6,000台(前年比52.6%)となり、前月から引き続き大幅に出荷台数が減少している。なお、2003年全体では141万4,000台(114.2%)となった。
■ URL
電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/
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(関口 聖)
2004/02/12 14:01
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