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「カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」が4月誕生

 カシオ計算機と日立製作所は、携帯電話事業の合弁会社「株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ」を4月1日に設立する。

 両社は昨年11月、携帯電話事業を展開する合弁会社を設立すると発表。今回、新会社の名称や役員などの詳細が明らかにされた。

 新会社では、CDMA方式の携帯電話の開発、設計、製造、資材調達、カシオと日立への端末の販売などを行なう。これまで通り端末はカシオと日立それぞれの会社から提供されるが、両社では新会社で端末のプラットフォームを共通化し、開発リソースを効率化することで開発スピードを加速したい考え。また、資材調達を1つにすることで製造コストの削減も狙う。

 昨年の発表通り資本金は30億円で、株式発行数60,000株に対する両社の比率は、カシオ51%(30,600株)、日立49%(29,400株)となる。社長はカシオの執行役員通信事業部長である大石 健樹氏が務め、副社長には日立より、ユビキタスプラットフォームグループ モバイル端末事業部長の川村 孝太郎氏が就く。

 なお、新会社への出向者数は、カシオから側が190名、日立側が160名の予定。



URL
  プレスリリース(カシオ計算機)
  http://www.casio.co.jp/release/2004/chmc.html
  プレスリリース(日立製作所、PDF形式)
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/040203_040203.pdf

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(津田 啓夢)
2004/02/03 17:58

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