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パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P900i」は、有効画素数128万画素のCCDカメラを搭載するほか、自由にその外観を変更できるカスタムジャケットを採用している。 発表時からの変更点としては、大きさが約104×50×24mm（高×幅×厚）と1mm高くなったほか、重さが約124gと6g軽くなった。また、連続待受時間は静止時で約500時間、移動時で約350時間と大幅に向上。さらに連続通話時間についても音声通話時で約150分、テレビ電話時で約90分となっている。ボディカラーは、ブラック×クリアホワイト、シルバー×ストライプレッド、シルバー×ドットブラックの3色
カメラは、ディスプレイ側背面ヒンジ部近くのアウトカメラと、メインディスプレイ上部のインカメラの2つを搭載。アウトカメラはオートフォーカス機能を備えた有効画素数128万画素のCCDで、インカメラは有効画素数10万画素のCMOSとなっている。3群3枚の非球面レンズが用いられており、被写体に合わせて絞りを2段階で変更する自動絞り切替や、画像のかすみを押さえるコーティング処理が施されている。また撮影画像のコントラストなどを最適化する処理も行なわれているという。 Pシリーズのオートフォーカス機能は、「P505iS」に続く搭載となるが、AFボタンを押した際の画面表示は若干変更が加えられており、画面上の四角い枠が黒色から緑色に変化することで、焦点が定まったということがわかりやすい表示となった。
撮影できる画像サイズは、SXGA（1,280×960）、VGA（640×480）、CIF（352×288）、QCIF（176×144）、Sub-QCIF（128×96）、壁紙（240×266）の6種類。ズームは最大10倍（Sub-QCIF）で、連続撮影は最大9枚。セピアや美肌といった効果を付加できる。またQCIFサイズあるいはSub-QCIFサイズでの動画撮影も可能で、録音せずに映像だけを記録できるモードも用意されている。この機能では音声のみの記録も可能。
ハードウェアデザインを担当したマルチメディアライフデザイングループの谷山 示氏によれば、「機能だけではなく、ユーザーの感情に訴えられるものにしたかった。ライフスタイルの提案まで踏み込んだ」と外観の基本コンセプトを説明。カスタムジャケットは、ビス留めでの装着となるが、これについて同氏は、「複数のジャケットを用意することで、ユーザー1人1人の趣向やスタイルにあわせてもらえる。その一方で、一度好みのジャケットが決まれば、なかなか他のデザインに移ることはないのではないかと考えてビス留めを採用した。ビスで装着するという行為によって、ユーザーがP900iを自分だけの端末という実感を得られるのではないか」としている。 また今後提供されるカスタムジャケットについては、「他社とのコラボレーションによるデザインも検討している」（谷山氏）とのことで、イラストなどが施された個性的なバージョンの登場もあり得るようだ。
このほか、「P900i」には、人気ゲーム「ファイナルファンタジー」のiアプリ版がプリセットされる。
■ ＵＲＬ 製品情報（NTTドコモ） http://900i.nttdocomo.co.jp/p900i.html ■ 関連記事 ・ AFメガピクセルカメラ搭載の着せかえケータイ「P900i」 ・ 新型FOMA「900i」シリーズ、関連記事一覧 （関口 聖） 2004/01/27 17:10 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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