電子情報技術産業協会(JEITA)は、2003年10月の国内携帯電話出荷実績を発表した。
10月の携帯電話・PHSの出荷台数は411万1,000台(前年同月比130.2%)で、前月と比べると18,000台の減少。依然として前年比での推移では好調で、12カ月連続のプラスとなり、さらに8カ月連続で400万台を突破した。また、2003年4~10月の累計出荷台数は3,084万5,000台で、前年比128.3%となった。
内訳を見ると、携帯電話は400万6,000台(前年比130.6%)で13カ月連続で前年を上回った。カメラ付き端末が以前として人気を得ている点や、3G端末の低価格化やサービスエリアの向上といった点が好調の要因とJEITAでは分析している。
一方、PHSの出荷台数は10万6,000台(前年比117.3%)で、8カ月連続で前年より出荷台数が多い。これについてJEITAでは、データ通信の需要が堅調なためとしている。
■ URL
電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/
■ 関連記事
・ 9月の携帯出荷台数、漸減傾向ながらも前年比では好調
(関口 聖)
2003/12/11 13:55
|