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番号ポータビリティに関する調査、67.5%が「利用したい」

 インフォプラントとソフトバンク パブリッシングは、インフォプラントが運営するWebサイト「C-NEWS」で行なった「携帯電話の番号ポータビリティ」についての調査結果を発表した。調査期間は2003年10月21日~10月22日の2日間で、調査対象者は自分名義の携帯電話を所有している15歳以上のインターネット利用者。有効回答人数は1,000人で、内訳は男性500人、女性500人。キャリア別の調査項目で対象となったのは、NTTドコモ、au、ボーダフォン、ツーカーの4キャリア。

 同調査によれば、携帯電話キャリアを変更しても電話番号が継続される、番号ポータビリティの導入が検討されていることに対して、「知っている」と回答したのは45.2%だった。「サービスを利用してみたいか?」との問いには、「利用したい」が30.8%、「できれば利用したい」が36.7%となり、利用意向がある層は全体で67.5%になった。キャリア別では、NTTドコモユーザーが32.2%で最も多い結果となり、逆にツーカーユーザーが「利用したい」と回答した割合は25.0%で、4キャリア中最も低い結果となった。

 番号ポータビリティの利用意向があるとした回答者に対しての設問では、「番号ポータビリティの利用料金がいくらなら妥当だと思うか?」との問いに対して、「1,000円~3,000円未満」と回答した人が43.5%となり、これに「無料」が41.5%と続いた。「サービスが開始されたら、どの携帯電話会社を利用したいか?」との問いには40.0%が「au」と回答し、「ボーダフォン」が32.3%と続いた。番号ポータビリティの利用意向があるとした回答者のキャリア乗換意向を見ると、NTTドコモユーザーは43.9%が「auを利用したい」と回答し、auユーザーは44.9%が「auを継続利用」、ボーダフォンユーザーは38.8%が「NTTドコモ」と回答した。

 回答者が現在利用している携帯電話会社については、「NTTドコモ」が54.7%と最も多く、これに「ボーダフォン」が28.8%と続いている。利用している携帯電話会社の総合的な満足度では、「満足」「やや満足」と回答した人は57.7%になり、「やや不満」「不満」と回答した人は16.1%だった。キャリア別に見た結果では、「満足」「やや満足」層が最も多かったのは「auユーザー」の69.3%で、これに「ボーダフォンユーザー」の68.8%が続いた。逆に「やや不満」「不満」層が最も多かったのは「NTTドコモユーザー」の21.8%で、具体的には「料金プランの満足度」で「不満」と答えたユーザーが多いという結果となった。

 回答者の携帯電話の利用歴は、「5年以上」が全体で61.8%、キャリア別でも「5年以上」同じキャリアを利用している人が5割以上という結果になった。



URL
  ニュースリリース(PDFファイル)
  http://cnews.info-plant.com/press1127.pdf

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(太田 亮三)
2003/11/27 19:37

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