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【 2009/06/26 】
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携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
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ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
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ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
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カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
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テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
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SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
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「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
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アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
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ドコモ、QVGA液晶搭載のカメラ付きiモード端末「SH252i」
NTTドコモは、QVGA液晶を搭載したカメラ付きiモード端末「ムーバSH252i」を開発したと発表した。発売時期や価格は未定。
SH252iは、31万画素のCCDカメラを搭載したシャープ製のiモード端末。ヒンジ部付近中央にカメラが配置され、従来モデルでレンズ部分に搭載されていたマクロモードの切替スチッチが、レンズ脇に移動している。メインディスプレイは2.2インチ(240×320ドット)、262,144色表示のCGS液晶、サブディスプレイは1.0インチ、96×64ドット、65,536色のSTN液晶となっているが、SH251iSのような3D表示機能は装備していない。メモリカードはサポートしない。
大きさは94×47×22mm、重さは98g。ボディカラーは、エフェクティブブルー、カクテルシルバー、ドレッシーブラックの3色が用意される。
SH252iは252iシリーズの第2弾となる製品で、第1弾のD252iと同様の特長を持っている。シリーズの主な特長は、下り最大28.8kbpsの高速iモード対応、ほぼリアルタイムにテキストメッセージを交換できる「チャットメール機能」搭載、着信メロディの容量制限緩和(10KBから20KBに)の3つ。
外観は非常にすっきりした印象
端末を開いたところ
背面には31万画素カメラ。その周りにピクチャーライトとマクロモードの切替スイッチが搭載されている
ピクチャーライトはホワイト、レッド、ブルー、イエローなど7種類から選択できる
背面部にはメタリックな素材
ボタン部分
側面部。ヒンジ部分から連続したデザインを採用。
底面部。端末を手にしてみると、大きすぎず薄すぎず手に収まるサイズといった印象
ストラップ穴はヒンジ部付近の中央に配置
メニュー画面。2.2インチ(240×320ドット)、262,144色表示のCGS液晶
同端末では、最大18枚の高速連写に加え、明るさやピクチャーライトの色を変えて連続して9種類の撮影が行なえる「ブラケット連写」、連続した5枚の画像を重ね合わせて1枚の画像に合成する「オーバーラップ連写」といった、さまざまな連写機能が用意されている。連写撮影した画像は、あらかじめ設定しておくことで自動的にフォルダを生成してカメラ画像フォルダ以外に一括保存することが可能。この機能を利用して気に入った1枚をカメラ画像フォルダに保存し、あとの画像をフォルダごと一片に削除することができる。
また、カメラ撮影時には数字キーにショートカットキーが割り当てられ、「サブメニュー」を表示させなくても撮影サイズや明るさ、画質などの設定が行なえる。このほか、JANコードやQRコードを読み取れるバーコードリーダー機能なども搭載されている。
SH252iでは、画像編集機能も充実している。画像編集画面では、元画像と編集画像の両方が表示され、画面下部に表示された各編集機能アイコンを選択、フレームや画像効果などを複数かけて最後に加工された画像を保存できる。SH505iなどに搭載されていた画像の表情などを変更して楽しめる「フェイスエフェクト」機能も画像編集画面で行なえる。画像のサムネイル表示は9枚表示と16枚表示が用意されている。
このほか、従来の端末では方向キー中央の決定ボタンを長押しすることで、キーロックに設定されたが、今回の端末では年配者に配慮し、決定ボタンの長押しでメニューを大きな文字で表示させる「ズームメニュー」が表示される。キーロックは背面ディスプレイ下部のボタンで行ない、数字キーなどはロックされない。これは折りたたみ型の端末では、折りたたんでおけば数字キーが誤動作することがないため、ユーザーの利便性を考慮したからだという。
また、待受画面などで「0926」と入力してスケジュールボタンを押すことで、9月26日のカレンダーが表示され、手間をかけずにスケジュールを入力できる機能も用意。メール画面では、入力した文章の3つ前まで戻れる「アンドゥ機能」なども搭載。日本語入力については「ケータイShoin2」が採用され、予測変換機能などのブラッシュアップも行なわれているという。
シャープの開発スタッフによれば、「(SH252iは)ケータイの基本機能を強化した」という。デザインにも注力し、アクセサリーとして持ち歩けるようにスタイリッシュな端末に仕上げたとのことで、ストラップ穴をヒンジ中央部に設けて端末を首からぶら下げて利用できるようにしたという。同社では端末サイズも小型化し、女性などにもアピールしたい考えだ。スタッフは「携帯電話の原点に帰った」とコメントしており、ハイエンド端末のリリースが一巡した中でシャープの強いこだわりを感じた。
撮影画面。数字キーで撮影サイズなどを変更すると上部のアイコンが切り替わる。画面は左からiショット(S)、画質ノーマル、明るさプラスマイナス0
通常のサブメニューの表示できる。オーバーラップ機能では、ゴルフのスイングの軌道を撮影することもできるという
画像編集画面。左が加工前で右が加工中のもの。画像をモノクロに変更し、「フェイスエフェクト」機能で「slender」と「smile」を行なった
決定ボタンの長押しでズームメニューを表示
日付を入力して決定ボタンでスケジュールを呼び出す
対応する日付に飛んで手軽にスケジュールを入力できる
連写撮影した画像はサムネイル表示
16枚表示のサムネイル表示
iショット(S)サイズで撮影
左の画像を加工したもの
iショット(L)で撮影
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URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0926.html
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ドコモ、カメラ付き新端末「D252i」を9月26日発売
(湯野 康隆, 津田 啓夢)
2003/09/26 15:20
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