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ガートナー ジャパンは、世界における2003年第2四半期の携帯電話端末販売台数が1億1,490万台(前年同期比12%増)に達したとする調査レポートを発表した。
同調査によれば、第2四半期前半にあたる4月~5月にかけて、アジアを中心にSARSの影響で販売が落ち込んだが、その他の地域では順調に推移。特に日本のほか、中東やアフリカで予想以上の結果を記録したという。
メーカー別シェアでは、1位がノキア(35.9%)、2位がモトローラ(14.6%)、3位がサムスン(9.9%)、4位がシーメンス(7.0%)、5位がソニー・エリクソン(5.5%)となり、第1四半期と同じ顔ぶれとなった。日本メーカーでは、国内市場および海外で順調に展開しているパナソニック モバイルコミュニケーションズおよびNECがそれぞれ7位、8位となった。
SARSの影響は、全体の販売台数にはわずかしかなかったように見受けられる結果となったが、中国市場でトップシェアを誇るモトローラは、シェアが0.1ポイント下がるという結果となった。
ガートナー ジャパンでは、中国市場で今後も現地メーカーの合併や生産調整など産業再編が進むほか、2003年通期では対前年比が大幅に向上するとの予想を示している。
■ URL
プレスリリース(PDF形式)
http://www.gartner.co.jp/press/pr20030905-01.pdf
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(関口 聖)
2003/09/05 15:33
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