電子情報技術産業協会(JEITA)は、2003年6月の国内携帯電話出荷実績を発表した。
2003年6月の携帯電話・PHSの出荷台数は487万8,000台で、前年同月比では119.4%と8カ月連続でプラスとなった。また、前月からは約87万5,000台増加している。また2003年4月~6月の累計出荷台数は、1,320万3,000台でこちらも前年比127%と好調さを裏付けている。
内訳を見ると、携帯電話が474万4,000台(前年同月比119.6%)と9カ月連続のプラス。同協会では「第3世代携帯電話に加えて、カメラ付き携帯電話の出荷増によるもの現在携帯電話全体では8割以上の端末がカメラを搭載しているのではないか」と分析している。
一方のPHSは、134万台(前年同月比112.8%)と、3月から続けて4カ月連続でプラスとなった。これについては「データ通信の需要が増加したため」(同協会)としている。
■ URL
電子情報技術産業協会(JEITA)
http://www.jeita.or.jp/
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(関口 聖)
2003/08/12 13:26
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