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同社では、昨年秋にPCカードやCFカードタイプのAirH"端末などを装着できるブロードバンドルータを提供しており、今回の「Rooster-RW」は新たにNTTドコモのFOMAや@FreeDなどの通信カードにも対応した上位モデルとなる。Wake On機能なども追加され、法人での活用が想定されている。インターフェイスとしてWAN側は1つ、LAN側に4つの10BASE-T/100BASE-TXのEthernetポートとType2のPCカードスロットを装備している。 DDIポケットのプッシュサービス「WakeOnサービス」や音声着信による「WakeOn VOICE」機能を搭載し、外部から「Rooster－RW」経由の固定網インターネット接続を確立できるようになった。また、あらかじめ登録してあるメールアドレスにIPアドレスを通知する「アドレス解決機能」も用意されており、1回線収容可能なリモートアクセス機能を利用すれば、モバイル環境からイントラネット内などへアクセスできるようになる。なお、リモートアクセス時の認証は、CLID（電話番号認証）/PAP（IDとパスワードによる認証）方式が採用されている。このほか、ドコモのDoPa端末を接続した場合は、DoPa網を利用したリモートアクセス環境も構築できる。 ルータとしては、PPTPなどのVPNパススルーやファイアウォール機能、バーチャルサーバー機能、DMZ（DeMilitarized Zone）ホスト機能が用意されている。大きさは146×35×111mm（高×幅×奥行、突起部含まず）で、重さは約130g（ACアダプタ含まず）。 ■ ＵＲＬ サン・コミュケーションズ http://www.suncomm.co.jp/ ■ 関連記事 ・ AirH"カード端末対応のブロードバンドルータ「Rooster」 （関口 聖） 2003/07/14 15:57 | ||||||
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