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今回発売される「Rooster」は、４つの10BASE-T/100BASE-TXのEthernetインターフェイスやType2のPCカードスロットを装備したブロードバンドルータ。DDIポケットのAirH"端末を装着して、32kbps/128kbpsのパケット通信方式による「つなぎ放題コース」や、フレックスチェンジ方式による「ネット25」を別途契約することで、複数のパソコンからネットに接続できる。大きさは146×35×111mm（高×幅×奥行、突起部含まず）で、重さは約130g（ACアダプタ含まず）。 ルータとして用意されている基本的な機能は、PPTPなどのVPNパススルーやファイアウォールなど。無線LANカード装着時には64/128bitのWEPやESS-ID、ESS-IDスクリーン機能などが利用できる。またLAN内に設置されたサーバーをネットに公開できる「バーチャルサーバー機能」や、家庭用ゲーム機などを接続しても、LAN側のパソコンにセキュリティにおける影響を与えない「DMZ（DeMilitarized Zone）ホスト機能」も用意されている。 「Rooster」で利用できるAirH"端末はセイコーインスツルメンツ製の「MC-P300」、TDK製の「RH2000P」、NECインフロンティア製の「CFE-02」「AH-N401C」、本多エレクトロン製の「AH-G10」「AH-H401C」の６機種。CFタイプの端末は、PCカードアダプタを利用する必要がある。このほか、同社では2003年１月に専用無線LANカードを提供する予定。なお、他社製の無線LANカードは利用できない。 同社では「DDIポケットの通信カード端末市場はかなり大きくなってきているにも関わらず、これまでこのような製品がなかった。ADSLなどの常時接続環境の導入が困難なユーザーや固定電話を導入していないユーザーなどに利用してもらいたい」としている。また、「バッテリーなどを内蔵した携帯できるルータは、ニーズを見極めながら開発を検討していきたい」（同社広報）という。 ・ サン・コミュケーションズ http://www.suncomm.co.jp/ （関口 聖） 2002/10/31 12:55 | ||||||
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