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【 2009/06/26 】
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ドコモ、指紋認証機能搭載の「F505i」を11日発売
富士通製の「F505i」
NTTドコモは、123万画素CCDカメラに加え、指紋認証機能を搭載した富士通製のiモード端末「ムーバF505i」を7月11日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭価格は3万円台になる見込み。
「F505i」は、505iシリーズ第5弾となる富士通製のiモード端末。メインディスプレイは、約2.2インチ(240×320ドット)、262,144色表示の半透過型TFT液晶で、背面には256色表示の有機ELカラーディスプレイを装備している。また、miniSDカードに対応し、16MBタイプのminiSDカードが同梱される。iアプリDX、Flashなどもサポートする。
背面のヒンジ部近くに、有効画素数128万画素(記録画素数123万画素)のCCDカメラを搭載。3枚のレンズを使用しており、撮影時の歪みが押さえられる。カメラの起動時間も約0.6秒と高速。SXGAサイズ(960×1,280)、VGAサイズ(480×640)、iショットLサイズ(288×352)、待受画像サイズ(240×268)、iショットSサイズ(120×120)と5種類の静止画を撮影できるほか、1回あたり最大6分までの動画撮影機能も備えている。撮影した動画は、富士通のWebサイトで無償提供されるデータリンクソフトで再生可能。十字キーの右ボタンを1回押すとカメラが起動し、そのまま端末を閉じると、自動的にサブディスプレイがファインダーに切り替わる。カメラ使用時に「*」キーを押すと撮影する画像サイズをスムーズに変更できる。
また、プリインストールされているバーコード読み取りiアプリを用いることで、QRコードとJANコード(バーコード)を認識できる機能も搭載。実際にQRコードの認識を試してみたところ、アプリからカメラを起動してQRコードを捉えると、そのまま特に操作することなくダイレクトに認識結果が表示され、良好な操作感を実現している。
さらに国内向け端末としては初めて指紋認証機能を搭載。ボタン部下部の読み取り面に指をあてることで端末ロックの解除などが行なえる。指先ではなく、指の腹に位置する渦巻き状の部分で識別するため、実際に使用する際には、目安として指の第一関節を端末下部の輪郭に揃えると認識されやすいという。センサーに指を密着させる必要はなく、そっと触れる程度で認識される。
ユーザー自身の指紋を登録するには、10回程度指紋を端末に読み取らせる作業が必要となる。登録できる指紋は全部で10個だが、セキュリティロックの解除など通常使用するのは1つだけ。プリインストールされているiアプリ「ちびわんふれんず」では、指紋認証機能をサポートしており、F505iユーザーが指紋認証センサーに触れると画面内の犬を“なでる”ことができたり、持ち主以外のユーザーが同じ操作を行なうと、なでられた犬が持ち主に対するものと違う反応をするという。また同じくプリインストールされているiアプリ「マイエージェント」も指紋認証機能を利用して、人差し指の指紋では恋人に電話をかけるといったように、登録された各指紋ごとに機能を割り当てられる。
指紋認証機能とともに、従来と同様の4桁の数字による暗証番号方式も併用できる。ユーザー自身の個人情報に関するデータを隠せる機能“プライバシーモード”では、メールやマイピクチャ、アドレス帳、スケジュールなどのデータを非表示に設定できる。メール・マイピクチャ・マイムービーの3種類に関しては一部のフォルダだけを非表示にすることも可能。
連続待受時間は約525時間で、連続通話時間が約150分。大きさは約98×48×21mm(高×幅×厚)で、重さが約105gとなる。手にした感じではスペック通りの薄さや軽さが充分伝わってくる。ボディカラーは、ノースシルバー、フューチャーブラック、クリスタルロゼの3色。ノースシルバーとクリスタルロゼは1色を基調にしているが、フューチャーブラックはシルバーとブラックの対比が近未来的な印象を与えるデザインに仕上がっている。
クリスタルロゼ
フューチャーブラック
256色表示の有機ELカラーディスプレイ
3枚レンズを採用した有効画素数128万画素(記録画素数123万画素)のCCDカメラ
レンズすぐそばのライト。光量は充分
本体左サイド。マクロ切り替えスイッチも装備
本体右サイド。miniSDカードスロットはこちら
外部接続端子と赤外線ポート
キー配列
ボディ最下部に配された指紋認証センサー
センサー部周辺はやや盛り上がっている
人によって異なるが、指紋認証時は指の第一関節と端末下部の輪郭を揃えるようにすると、指の腹がセンサー部にあたるという
認証時の画面。暗証番号も利用できる
登録されていない指紋では、当然ながらアクセス拒否される
うまく読み取れない場合にはヒントを表示
指紋登録画面。個別のケースによって異なるが、10回程度は認識させる必要がある
メインメニュー
メールメニュー
予測変換機能を搭載
ワンフレーズを入力すると、続く言葉を推測する「連携予測変換」機能を搭載。もちろん学習機能もある
カメラメニュー。十字キーの右ボタンでもカメラを起動できる
静止画撮影画面
静止画撮影時のサブメニュー
動画撮影画面
動画撮影時のサブメニュー
サブディスプレイをファインダーにした撮影もできる
サブディスプレイをファインダーにしたまま、端末を開けると表示される画面
マイピクチャから端末内の画像を一覧。リスト方式での表示では、アイコンで画像サイズなどがわかる
サムネイル表示もサポート
窓越しに撮影したSXGAサイズ(960×1,280)の画像。リンク先は無加工
VGA(480×640)サイズの画像。リンク先は無加工
iショットLサイズの画像。リンク先は無加工
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URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0709.html
製品情報(NTTドコモ)
http://505i.nttdocomo.co.jp/product/f505i_top.html
製品情報(富士通)
http://www.fmworld.net/product/phone/f505i/
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2003/07/09 15:20
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