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スペイン版iモードサービスは、中南米などで通信事業を行なうTelefonica Moviles, S.A.の100％出資子会社で、スペイン国内で移動体通信事業を展開するTelefonica Moviles Espana, S.A.（TME）が開始した「e-mocion（イーモーション）」と呼ばれるもの。日本のコンテンツプロバイダなどもコンテンツを提供している。なお、「e-mocion」の発表時に明らかにされた端末は、NEC製の「N223i」「N341i」と三菱電機製の「M222i」の3機種。このうち、サービス開始時に「N223i」「M222i」の2機種が提供されている。 今回明らかにされた「N341i」は、iアプリで採用されているプログラム言語「DoJa」に対応したJava対応GPRS端末。11万画素カメラを搭載し、メインディスプレイに162×216ドット、2.2インチ、65,000色表示が可能なTFDカラー液晶、サブディスプレイには、80×108ドット、4,000色表示の液晶を装備している。また、MMSをサポートし、iモード対応のHTMLとWML 1.Xで記述されたサイトを閲覧可能なデュアルブラウザも採用。USBスロットや赤外線通信機能を内蔵し、40和音までの着信メロディにも対応。 連続待受時間は約200時間で、連続通話時間が約200分となる。大きさは101×48×24mm（高×幅×厚）で、重さが110g。 NECでは、日本のiモードサービスをGSM/GPRSネットワーク上で動作させるためのゲートウェイシステム、およびメールサーバシステムをTMEに提供している。今回の「N341i」は、TMEのみならず、今後欧州のiモード市場に拡販される見込み。同社では2003年度に欧州向け携帯電話市場に合計300万台以上を出荷する予定。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0307/0203.html ■ 関連記事 ・ スペイン版iモードサービスが6月26日スタート ・ 欧州版iモードでもJavaサービス開始 （津田 啓夢） 2003/07/02 17:50 | ||||||
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