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NTTドコモは、スペインの移動体通信事業者Telefonica Moviles Espana, S.A.(TME)が6月26日よりiモードサービスの提供を開始すると発表した。これに伴なって三菱電機およびNECから対応端末が発売される。
中南米などで通信事業を行なうTelefonica Moviles, S.A.の子会社であるTMEは、同社のスペイン国内GPRSエリアで、26日からiモードサービスを提供する。サービス開始時に、100以上のコンテンツプロバイダよりスペイン語のサイトが提供される予定。iモードの基本料金は無料で、1KBあたり0.024ユーロ(1ユーロ=約140円)の通信費がかかる。また、コンテンツの利用料は月額0~3ユーロか、1ダウンロード0~3ユーロの従量課金制となっている。
サービス開始後に提供される端末は、NEC製の「N223i」と三菱電機製の「M222i」の2機種で、iモード対応のHTMLとWML 1.X記述されたコンテンツが閲覧できるデュアルブラウザ端末となる。写真や音声などを添えたメールを送受信できる「MMS」にも対応する。また、iアプリで採用されているプログラム言語「DoJa」に対応したNEC製の「N341i」も今後提供される見込み。なお端末の詳細は、今後TMEより発表される予定。
NTTドコモでは、昨年7月にTelefonica MovilesおよびTMEとiモードの技術ライセンス契約を締結し、iモードサービスを提供するための準備を進めていた。今回提供によってiモードサービスは、世界の7カ所の国と地域、欧州では5カ国で展開されることになる。同社では、今後もこうした世界展開を続けていくとしている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0625a.html
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(津田 啓夢)
2003/06/25 20:36
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