シイガイズ(旧社名「シーガイズ」)は、IEEE 802.11bに準拠した無線LAN対応SDIOカード「SD-Link11b」を発表した。2003年秋頃からOEM供給および一般向け販売を開始する予定で、一般向けの価格は15,000円程度となる見込み。本製品は10月7日より幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2003」に出展される。
SD-Link11bは、SDカードスロットを通信やインターフェイスとして利用できるSDの拡張規格「SDIO(Secure Digital Input/Output Card)」に対応した無線LANカード。本体サイズは24×55×2.1mm(幅×長×厚)、重量は約10gで、無線LANの国際規格であるWi-Fiも取得する予定という。セキュリティ面では64/128bitのWEPをサポートする。
OSは現在のところ、Windows CE.net、Pocket PC 2002に対応済みであり、発売までにはWindows XP、Palm OS 4.0/5.0をサポートするという。また、LinuxやiTRONのOSも顧客の要望次第で対応するとしたほか、Pocket PC 2003もサポートする予定としている。