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富士写真フイルムは、携帯電話やデジタルカメラで撮影した画像で、メロディ付きのフォトクリップが作成できるiアプリサイト「ウゴク フォトミラクル」で、D505i、SO505i、SH505i対応iアプリの配信を開始した。利用料は月額300円で、公式メニューの「待受画面/iアプリ待受/フレーム」→「写真フレーム」からアクセスできる。 「ウゴク フォトミラクル」は、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラで撮影した画像を使って、テンプレートからメロディ付きのフォトクリップが作成できるというもの。これまで504iS専用コンテンツとして提供してきたが、今回新たに505iシリーズのQVGAサイズに対応したアプリが用意された。 提供されるアプリは、504iS向けに提供されてきたものと同様に、カメラ付き端末で撮影した1枚の画像だけですぐにフォトクリップが作成できる「スグミラクル」と、画像をサーバー上に保存することで、複数枚の画像を使ったメロディ付きフォトクリップが作成できる「超ミラクル」の2種類が提供される。作成したフォトクリップは、待受アプリとしても利用できるほか、504iシリーズ以上の端末へメール送信することも可能。なお、現状ではFOMA端末に対応していないものの、今後サポートされる予定。 提供されるメロディは、「世界に一つだけの花」や「ルパン三世のテーマ」などが人気で、最新のJ-POPから定番曲まで多数のメロディが提供されている。メロディの利用にはポイント制が導入され、メロディ付きフォトクリップの作成に2ポイント、メロディ付きクリップのメール送信に2ポイントかかるが、メロディなしのフォトクリップであれば、作成・送信ともに何回でも利用可能。 なお、今回の505i版では、ディスプレイサイズの大型化に伴なって、画像表示のダイナミックさや美しさなど画像の品質が向上しているという。従来120×120ピクセルで表示されていた画像を240×240ピクセルに大きくするだけでなく、富士写真フイルムの画像補正技術を使ってより美しく見えるようになっているとのこと。また、アイ・エム・ジェイが開発したアプリ上で画像とメロディをシンクロさせる技術「モーションピクチャービューアー」も採用されている。 同サイトの技術には、NTTドコモのiショットサーバー内の画像変換処理や、画像を端末毎に適したサイズに変換・加工するASP「Keitai Picture」など、同社の一連の画像処理技術が採用されているという。サーバー上にアルバムを保存できる「アルバム機能」では、画像が端末に合わせてより精細に見えるような技術が採用されているほか、画像の再圧縮を行なってパケット量を軽減する工夫もなされているとのこと。 同社では、今後も毎月17本のテンプレートを追加していくほか、FOMA端末への対応などサービスの充実を図っていくとしている。
■ ＵＲＬ 「ウゴク フォトミラクル」の案内（携帯電話・パソコン向け） http://www.photomiracle.com/ ■ 関連記事 ・ 富士フイルム、メロディ付きのフォトクリップが作成できるiアプリ （津田 啓夢） 2003/06/27 19:14 | ||||||
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