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シャープは、コンテンツ配信やインターネット接続サービスを提供している「シャープスペースタウン」で、J-フォンのJ-SH53向け電子辞書SDカードや電子書籍を6月2日より発売する。 J-SH53は、電子書籍フォーマット「XMDF形式」を携帯電話として初めてサポートしたシャープ製端末。今回発売されるのは、学習研究社（学研）の「英和辞典」「英和辞典＋和英辞典」「国語辞典＋カタカナ新語辞典」「4辞典フルセット（英和/和英/国語/カタカナ新語）」の4つの電子辞書SDカード。一般販売は行なわれず、同社のWebショップ「kutikomi」および、新設される携帯電話用サイトで販売される。 価格は、「英和辞典」が64MBのSDカードで8,800円、「英和辞典＋和英辞典」が9,800円、「国語辞典＋カタカナ新語辞典」が9,800円で、「4辞典フルセット」のみ128MBのSDカードで16,800円。なお「kutikomi」では、6月2日より先着3,000名に特別価格で同辞書を販売する。 また、電子書籍販売サイト「SpaceTownブックス」では、J-SH53向けの販売サイトを6月2日にオープンする。一部の電子書籍は、表示サイズやフォントの表示上の問題、そして音声対応となっているため、J-SH53では正確に表示できないものがある。そのため同サイトでは、J-SH53で快適に動作する推奨書籍を提供するコーナーを設置する。 なお、電子書籍データは、対応するその他の機器でも読むことが可能。ザウルスなどで、以前から電子書籍を利用していたユーザーは、そのままJ-SH53で利用することが可能。ただし、今回販売される電子辞書は、J-SH53以外では読み込むことができない仕様となっている。 このほか、電子書籍を人気シリーズやジャンル別にパッケージ化したSDメモリカードの販売も行なわれる。そちらもWebショップ「kutikomi」で購入可能。「プロジェクトX」シリーズの20タイトルをパッケージ化した販売パックなどがラインアップされ、16MBのSDカードに収録される。販売パッケージのラインナップは6月2日より「kutikomi」で確認することができる。 シャープでは、7月中旬にもコンビニなどのキオスク端末を使ったコンテンツSDカード書き込みサービスを行なう予定。対応する端末は、ファミリーマートの「Famiポート」、スリーエフの「e-TOWER」、JOMOの「E-TOWER」など。なお現在、キオスク端末で、J-SH53向け電子辞書データの取り扱いを行なうかどうか検討中だという。その場合は、ユーザーが別途SDカードを用意する。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030529.html シャープスペースタウン http://www.spacetown.ne.jp/ 「kutikomi」（パソコン向け） http://www.kutikomi.ne.jp/ 「kutikomi」（携帯電話向け） http://j.kutikomi.ne.jp/ ■ 関連記事 ・ J-フォン、100万画素CCDカメラを搭載した「J-SH53」を5月下旬発売 ・ J-フォン、J-SH53の実機やVGS端末のデモンストレーション （津田 啓夢） 2003/05/29 20:08 | ||||||
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