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MCF、MPEG-4の特許料支払についてMPEG LAに検討を要請
モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、MPEG-4の特許を所有する企業による業界団体 MPEG LAに対して、MPEG-4ライセンス料の支払いなどについて再度検討を要請する書面を送付したことを明らかにした。
MPEG LAでは2002年11月に、MPEG-4のライセンス料について、年間のライセンス料に適切な制限を設ける、ライセンス料の報告を必要としないオプションを設ける、少数の配布についてはライセンス料を徴収しない、ライセンス先のビジネスモデルに合ったオプションを用意するといった方針を元に、メーカーやコンテンツプロバイダーが支払う年額ライセンス料の上限や少数配布の無料使用条件などを提示していた。
一定期間ライセンスを無料で使用できる期間も設定されていたが、MCFによれば5月25日で無償期間が終了するという。MCFではこれを受けて、無償期間の延長を求めるとともに、ライセンス料の支払いについて抜本的な改正を要請する書面をMPEG LAに送付した。
MCFでは、「何万人ものユーザーを抱えるコンテンツプロバイダーが時間単位などでライセンス料を支払うに当たって、その管理コストが膨大になってしまうことが問題だ。例えば10万円のライセンス料を支払うために1,000万円クラスのシステムを導入するケースも出てくるだろう。また、MPEG LA側の管理コストも同じように膨大になるはず」としており、「MPEG LAの決定したライセンス料の徴収方法であれば、ユーザー、コンテンツプロバイダー、MPEG LAのいずれにとってもコスト増が免れないのでは」との見解を示した。
また、「年額料金として徴収されるのも、月額で利用料を請求している日本のコンテンツには馴染まない。MCFとしては、再度ライセンス料を徴収する仕組みそのものからコンテンツプロバイダーも交えて作り直していくことをMPEG LAに訴えていく」としている。
なお、MPEG LAによって定められたライセンス使用料は、携帯電話の場合で、デコーダーとエンコーダーの製造およびや販売に対しては、1製品当たり0.25ドル、年額料金の上限を100万ドルのライセンス料を徴収。ただし、1年間に最初の5万個までの製品についてはライセンス料を徴収しない。また、デコーダーとエンコーダーの使用に対しては、加入者1人当たり年間0.25ドルか、再生時間に応じて1分間に0.000333ドルのライセンス料を徴収。ただし、1法人当たりの年額料金の上限を100万ドルとし、1年間に最初の5万人までの加入者についてはライセンス料を徴収しないこととなっている。
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URL
モバイル・コンテンツ・フォーラム
http://www.mcf.to/mcf.html
MPEG LA
http://www.mpegla.com/
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(鷹木 創)
2003/05/23 18:47
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