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bモバイル、JR東海とNTT-MEの無線LAN試験サービスが利用可能に

 日本通信は、DDIポケットのPHS網を利用したMVNO方式で提供しているプリペイドタイプの定額制PHS通信サービス「bモバイル」において、同サービスユーザーが他社の公衆無線LANサービスを利用できる「無線LANローミングサービス」の新たな提携サービスとして、JR東海とNTT-MEが4月中旬より提供予定の試験サービス「公衆無線LANインターネット接続」が追加されることを発表した。

 JR東海とNTT-MEが実施する試験サービスは、東海道新幹線「のぞみ」号が停車する各駅で無線LANスポットが提供されるというもの。4月中旬からは、東京駅のホーム待合室や新大阪駅のホールなどで開始され、7月には名古屋駅や京都駅で利用できるようになるなど順次拡充される予定。

 日本通信では、20日にNTTコミュニケーションズの公衆無線LANサービス「ホットスポット」をbモバイルユーザーが3月下旬よりシームレスに利用できるようにすることを明らかにしている。今回の発表はそれに続くもので、「U100」シリーズおよびPCカード型PHS端末「BMH10-J」を利用しているbモバイルユーザーのみ利用可能。公衆無線LANサービスの利用にあたっては、bモバイルのユーザーIDおよびパスワードそのままで認証できる。

 利用料は、「公衆無線LANインターネット接続」自体が7月中旬まで無料で提供されるため、bモバイルユーザーも無料での利用となる。その後「公衆無線LANインターネット接続」は、2004年3月末まで有料での提供となるが、bモバイルの利用期間と相殺する形で利用可能となり、新たな手続きや追加料金を支払う必要はない。



URL
  ニュースリリース
  http://www.j-com.co.jp/news/release/0303.html
  のぞみの停車駅に「Wi-Fi ZONE」 (Broadband Watch)
  http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/802.html

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(関口 聖)
2003/02/25 12:38

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