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ガートナー調査、第3四半期の世界携帯電話販売数は1億台超
ガートナー ジャパンのデータクエスト部門は、2002年第3四半期の世界における携帯電話の販売台数が前年同期比7.8%増の104,256,000台であったとする調査レポートを発表した。第3四半期に販売台数が1億台を超えたのは2000年以来史上2度目。
メーカー別シェアでは、ノキアが35.9%と圧倒的なシェアを得ている。第2位のモトローラは14.4%と落ち込んでおり、これは第3四半期に予定されていた新端末2機種の市場投入がずれ込んだことが原因だという。このほか好調を維持しているサムスン(10.6%)、シーメンス(7.8%)、ソニー・エリクソン(4.8%)が続く。なお、日本メーカーでは、パナソニックと京セラがそれぞれ7位、9位に入っている。
前年同期からの販売台数の成長率は、首位のノキアが13.5%、続くモトローラは2.4%であるのに対し、3位のサムスンは52.4%と驚異的な伸びを記録している。なお30.4%減となるソニー・エリクソンは、2001年第3四半期の実績値にエリクソン分のみが含まれている。
調査によると、ヨーロッパなどの成熟した携帯電話市場では、市場に占める買い替え需要の割合がさらに大きくなっており、カラー液晶およびカメラ内蔵の組み合わせによる新機種が今後1年半に渡って買い替え市場を牽引する見通しだという。また一定の規模で成長を続けるには、常に新しい物を投入していくことが必要だとしている。
このほか、カラー液晶や和音に対応した着信音は、買い替え要因としては短期的な効果しか望めないものの、第4四半期は新機種が投入されると予想されることから、携帯電話需要は引き続き好調に推移するとしている。
・ ニュースリリース
http://www.gartner.co.jp/press/pr20021126-01.html
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ガートナー調査、世界の携帯市場ではサムスンが躍進
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ガートナー調査、2002年第1四半期ベンダーシェアもノキアが首位
(津田 啓夢)
2002/11/27 18:06
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