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ガートナー ジャパンのデータクエスト部門は、2002年第2四半期の世界における携帯電話の販売台数が前年同期比0.8%増の9870万台であったとする調査レポートを発表した。
メーカー別シェアでは、依然としてノキアが35.6%と圧倒的に強さを見せており、モトローラ(15.7%)、サムスン(9.5%)、シーメンス(8.4%)、ソニー・エリクソン(5.4%)と続く。なお、日本メーカーでは、パナソニックと京セラがそれぞれ8位、9位に入っている。
前年同期からの成長率では、首位のノキアが5.0%、2位のモトローラが1.1%であるのに対し、3位のサムスンは46.4%と大幅な伸びを記録。これに対し、ソニー・エリクソンは29.3%減となっている。
調査によれば、2000年第4四半期以来懸案となっていた在庫管理の問題については、2002年中に解決される見通し。同社では、主要メーカーが低価格モデルを新たに大量投入する想定されることから、2002年第4四半期に販売台数が世界的に大幅に拡大すると予測。2002年通年では4億2000万台規模に達するとしている。
・ ガートナー ジャパン
http://www.gartner.co.jp/
・ ガートナー調査、2002年第1四半期ベンダーシェアもノキアが首位
(湯野 康隆)
2002/08/28 14:36
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