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ドコモ、4Gに向けて下り最大100Mbpsの伝送実験に成功

 NTTドコモは、第4世代移動通信システム(4G)に向けた無線アクセス実験装置を開発し、下り最大100Mbps、上り最大20Mbpsの屋内信号伝送実験に成功したことを明らかにした。

 今回の実験は、ドコモが2010年に実用化を目指す4Gの無線アクセス方式を実証するためのもの。基地局装置と移動局装置で構成される実験装置を用いて、屋内で下り最大100Mbps、上り最大20Mbpsの信号伝送に成功した。

 下りの伝送に採用されたVSF-OFCDM(可変拡散率直交周波数・符号分割多重)方式は、屋外の移動通信環境でもホットスポットや店内などの孤立エリア環境でも、通信を行なう環境によって柔軟に適応することが可能。また、100MHz帯域を768個のサブキャリアに分割し、データを並列伝送することにより、マルチパスによる影響を受けにくいとしている。同社の説明によれば、100Mbpsデータ通信のイメージは、「CD-ROM1枚分のデータが約1分で転送できる速度」。このほか下りの伝送方式としては、第3世代移動通信方式「W-CDMA」でも採用されている「マルチキャリア/DS-CDMA(直接拡散符号分割多元接続)方式」が採用され、上り最大20Mbpsの伝送速度も確認された。

 4Gは、国際電気通信連合無線通信部門(ITU-R)で検討が進められており、ドコモでは今回の実験の成功を受け、今後屋外での伝送実験を行なうとしている。


・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1009.html

ドコモ、下り最大100Mbpsの4Gシステム実験を今夏開始


(津田 啓夢)
2002/10/09 18:03

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